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平成13年1月分

うどん
1月31日水曜日
 先日このコーナーに書いた築地四丁目交差点のうどんやさんに今日食べにいったところ、先日の醤油臭いスープが元の関西風にもどっていました。めったやたらとHANAKOの掲載記事のカラーコピーがはってありましたので、いろいろと考えたのかもしれませんが、東京の黒い汁のうどんばかり食べている私にとっては大歓迎です。
 さてさて、以前にも書いた事がございますが飲み屋などで酒を飲む時に一々利き酒をする時のように、口に空気を入れて音をたてながら飲んでいる大勘違いなみっともない人を時々見かけます。私なども蔵元さんなどにいっていろいろな種類の酒を利き酒させていただく時には酒を飲まないためにあのように、口の中で酒をまわして酒の味をみるのですが、飲み屋ではその酒は飲むのですからわざわざそんな事をしなくとも酒の味はわかります。どこかの知ったかぶりな人がやっているのをまねしているのか、その人にいわれたことを信じているのでしょうが、利き酒するみたいな飲み方はやめましょう。飲み屋でそんな事をやれば恥じをばらまいているみたいなもんです。ワインでもレストランとかバーでやるオバカサンもいるみたいです。随分前にうちの店でもワインを飲みながらズーと音をたて続けて最期まで飲んでた人もいました。本人はその方が旨いと思っているから始末が悪いです。○○につける薬はありません。

 バンブーさんお食事のみに来店。O西さん、O寺さん友人と来店。S川先生、T谷さん大勢さまで来店。

1973年???
1月30日火曜日

 1973年(昭和48年)というと私が能登半島にある穴水湾で、何を好き好んでかわかりませんが、浸かりたくも無い海の水に浸かり始めた年です。ちなみにうちの店のバイトの秘蔵さんは、この年にこの世に落っこちたそうです。(オ〜コワいや、おめでとうございます。)
 先日古本屋さんで、『日本酒入門』(保育社)というカラーブックスというシリーズの本を150円で買いました。48年に初版が発売された事になっていますが、古い酒の本を見るのはいろいろと楽しいものです。たとえば今発売されている酒(日本酒)の本には必ず出ているであろう吟醸とか大吟醸とかいう言葉が、この本には出て来ません。明治四十年より鑑評会がひらかれていますが、この吟醸という言葉はいつの頃から使われているのでしょうか。吟醸酒はすでに昭和の初めに竪形精米機の登場によって高精米が可能となり造られていますが、吟醸酒、大吟醸酒が製品としてあまり発売されていない昭和40年代では、まだこの様な一般的な酒の紹介であるこの本では載っていなかったようです。また、酒に関する記述のところでもちょっと変だなと思えるところが、あちこちにみられますが、それは今発売されている本や酒が好きでも無いライターの人が書いた雑誌の記事にも言える事ですからしょうがないのでしょう。でもこういった古い本をみていると当時の蔵元さんの数に驚かされます。この当時で三千二百近い蔵元さんがあったのだそうです。製造免許があっても実際に造っていないところもあるので正確にはなかなかわかりづらいそうですが、現在では千六百から千八百ぐらいの蔵元さんが酒を造っているようです。(ちなみに昭和三十年には四千以上の蔵元さんがあったそうです。)無くなった蔵元さんの酒の在庫を『本当の幻の酒』を在庫に持っている店とかで雑誌でどこかの飲み屋さんが紹介されていたのを覚えていますが、何か寂しいものがあります。少しでも多くの蔵元さんがお酒を造り続けてほしいものです。

 ある日、酔っ払ったうちのお客さまがこのホームページが、日によって力が入っている日と、そうでなく流している日があるからどうだこうだといっていましたが、何ってるんだ、そんなのあたりまえだろうがと思います。
 さて本日はS司さん、I藤さん来店。S司さんが持ってきていらしたアメリカで発売されているワインの本『バカの為のワイン』は日本で出版すれば受けそうな本でした。昨年末にホームページを見ていらしてくださったH野さん友人と来店。遅くなって、Nちゃんわんチャンの店よりよっぱらって御機嫌で来店。のろけまくりでした。

肉じゃがに合うワイン
1月29日月曜日

 かの世界一ソムリエの田崎さんは、日本人のソムリエだと肉じゃがに合うワインも選べなければいけないとおっしゃったそうですが、ほんとうにその必要があるのでしょうか。肉じゃがにワインを無理に合わせる必要があるのでしょうか。料理にはワインでなくても酒でもビールでも何でもいいですから、無理にワインと限定するよりも、合う飲み物を選ぶほうが自然ではないでしょうか。でもまずい酒にあう料理はございません。

Nちゃん来店。M川さん友人数名と来店。連れて来た人えらく耳障り。

評論家
1月28日日曜日

 今日もお客様と話していたのですが、評論家を職業にしているやつはどのジャンルでもだめだという事です。酒の評論家の大先生とかいっている人たちでろくな人はいません。自分の魂を平気で売れる人でないと『これが究極のまぼろしの酒だ』(健友館)にみられるようなヨイショ記事は絶対に書けないと思います。 私は酒の世界しかわかりませんが、今日いらしてらしたお客様によると、音楽の世界も同じだそうで評論家によるヨイショ記事、ちょうちん記事が多いそうです。

 バンブーさん、I井さん、H見さん来店。金チャン友人と来店。麿さん来店。Mさん御夫妻大勢の友人と来店。日曜なのにメチャ忙しく、そのあとバンブーさん達とドンチャンにて終わる。

大雪ってほどじゃないけど・・・
1月27日土曜日

 先週の土曜日に引き続き、今日も朝から雪でした。東京で8〜10cmほども積もったそうで、羽田では400便以上が欠航になったそうです。いや〜昨日新しい長靴を買っておいて良かったです。やっぱり東京ではこれだけ積もればいろいろとたいへんですよね。

こんな雪の中、啓三郎さん来店、Y先生来店、横浜よりT信先生方来店。多謝。
 

新大久保の悲劇
1月26日金曜日

 今日、JR新大久保駅のホームで線路に落っこちた酔っ払いを助けようとして、その酔っ払いと助けようとした二人の方合わせて三人が亡くなりました。関根史郎さん(四十七歳)というカメラマンの方と韓国からの留学生の李秀賢(イ・スヒョン)さん(二十六歳)だそうです。関根さんはお母さんとお二人で暮らしていらしたそうで、カメラマンをしながら足の不自由なお母さんの面倒をみてらしたそうです。李さんは日本語を学ぶために高麗大学を休学して来日していたそうで、7月に帰国予定だったそうで、ワールドカップの時には日本語をいかしたボランティアとして参加する事を楽しみにしていたそうです。ホームで酒をのんでいて、落っこちた酔っ払いはもちろん一緒に飲んでいた人も助ける事ができないほど二人で飲んでいたそうです。線路に落ちて亡くなった酔っ払いの人には正直たいして同情もいたしませんが、その酔っ払いを助けようとして亡くなった方はお気の毒だと思います。結果としてお二人の勇気が悲劇となったのですが、いたたまれない事故です。
 
一台さん、イグアナパパさんと来店。Nちゃん来店。T井さん来店。淡路よりたっちゃん来店。

料理との相性!ふ〜ん
1月25日木曜日

 先日ある酒屋さんから送ってきてくれたDMに酒と料理との相性が書いてありました。
すべてしぼりたて生酒でしたが、ある純米生酒は刺身にあい、ある純米生酒は地鶏の焼き鳥にあい、ある無濾過生原酒はなんとキムチ鍋にあうそうです。そして、純米活性にごり酒はなんとカツサンドにあいますと書いてくださっていました。酒ってそんなに幅があったのですね。すごいです。やっぱ利き酒師の方のコメントはすごいです。その奥深さはとても利き酒師などは取ろうとも思わない私にとっては、理解を超えたものすご〜い、まるでブラックホールのようなとってもオバカさんな世界であります。
 でも地鶏の焼き鳥とあう埼玉の蓮田の迷酒の純米生酒はナッツやクルミの香りがすると書いてありましたが、でもこれって生ヒネのことじゃ・・・・・。やだやだ

一台さん来店。

商魂
1月24日水曜日

 昨日はめちゃヒマでしたので営業中一台さんと秘蔵さんなどとインターネットをみていたら、SSIさんという団体がやっているコーナーをのぞいたら、一台さんが『焼酎の利き酒師の資格も作ってたりして。』と言っていましたらありました、ありました。さすがは天下のSSIです。何でもやりますという感じでした。
 その『焼酎アドバイザー』の説明も『最近密かにブームとなっている焼酎ですが、伝々』とありそのあとに『先入観と様々な情報が混乱するなか、情報に左右されず品質等の自己判断、本質が何かを見極める力が必要でしょう。』とあり,さすがですハイ、そして『焼酎アドバイザーは焼酎の基礎知識はもちろんの事、焼酎業界の現状、焼酎が身体に及ぼす効果等、酒類全般について学んでいきます。
酒類の本質を理解し、それぞれの焼酎の個性を活かして提供するサービスのプロフェッショナル、又、消費者に適切なアドバイスができる人材。それが焼酎アドバイザーです。』とやっぱものすごいです。
 まあ、たった一日の講習会費用、そして受験費用、認定料などなどでわずか6万円ですから、そりゃいろいろ大変でしょう。いやホント!ボランティアみたいなもんです。という人もいるでしょう。(おらんかな〜やっぱ。)
 そういえば随分前にどっか利き酒師の通信教育をやっているとこで、ビヤーアンドスピリッツテイスターとか何とかいう資格もあったような無いような・・・
 そういえば、何か古酒利き酒師とかいうのも聞いたような聞かないような・・・・
 そういえば、うちのお客さまの知り合いの方はいまや一万人以上も有資格者のいる○○酒師を受けようかなと思っていたら、何かどっかの団体の偉いさんと知り合いだったみたいで、受けてもいない利○○師に合格しちゃったみたいです。受けないのに合格とはものすごい事です。いやまったく。
 でもその人はべつに超能力者ではないと思いますけど・・・・イヤー凄いスゴイ!!

 ちなみにその資格は受講料、受験料、認定料などで5万5千円払って受験しなくても通信教育でも15万円ほどで買える、いや受けれるそうです。銭をどぶに捨てる人にお薦めいたします。

マニラよりK高さん友人と来店。イタリアンレストランのA奈さん友人と来店。バンブーさん来店、例によって2時頃K坂さん来店、K坂さん、バンブーさんと共に朝までコース。


旧正月
1月23日火曜日
 明日1月24日は旧正月だそうです。つまり今日は12月29日大晦日にあたるそうで、李さんからの電話で知りました。うちの店を終わってからお正月だという事で食事しましたが、なんか感じが出ませんでした。

 一台さん来店。ヒマでしたのでインターネットでキキザケシのところを開くと笑えました。H田さん友人と来店。Iナガさん来店。遅くなってバンブーさん来店、今日で当店来店回数三百回だそうですが、飲み屋への回数を記録してあるのはスゴイ!。初亀の11BYの出品酒を開ける。さすがに旨い!!!


大当たり
1月22日月曜日

 博打大好き漫画家の西原理恵子さんが書いていたのですが、スロットマシンで大当たり(数千万円から数億円というとんでもない金額)を取った時にはやる事はただ一つだそうです。そのスロットマシンのレバーを握って放さない事だそうです。大当たりでそのスロットマシンにはすごい数の博打に狂っている連中が殺到するそうで、その時にそのマシンのレバーを握っている事が唯一の当たった当人の証しだそうですので、殴られようが蹴られようが絶対にレバーを放してはいけないそうです。恐いけど何かわかるような気もします。人間、銭が絡むと変わりますから・・・

昨年暮れよりいらしてくださっている妙がお好きな方が友人と来店。その後初めての方がお二人で来店、Nチャンが来店。バンブーさんがF岡さんと来店。珍しくカウンターがいっぱい・・・

お好み焼き
1月21日日曜日

 スポーツセンターの帰りに戸山に昨年9月にオープンしたというお好み焼き屋さんに、伊藤さんと行く。私の生まれ故郷の淡路島にはお好み焼き屋さんは数多くありましたが、東京はうどん屋さんと同じくあまりみられません。『すず音』というこのお店ももんじゃ焼きとお好み焼きをやっていましたが、やまいも入りのお好み焼きはボリュームたっぷりで値段も高く無く良心的なお店でした。

マロさん、きんチャン来店。遅くなってからバンブーさん来店。I川さん来店。日曜なのにそれなり・・。早い時間から飲み始めたので最期の記憶は不明。



1月20日土曜日

 今日は夜の早くから雪になり東京としては結構積もりました。7776と7777が今日ヒット。2名様御来店時には吟醸酒をサービスさせていただきますのでお待ちいたしております。
 Y村さん彼女と来店。

世界きき酒師コンクール
1月19日金曜日

昨年の10月1日(日本酒の日)にお台場でSSI(日本酒サービス研究会酒匠研究会連合会)主催の世界きき酒師コンクール最終選考が行われたそうです。審査員はクイーンアリスの石鍋シェフ、六本木basaraの小山シェフをはじめソムリエスクールの副校長など。最終選考に残ったきき酒師は、basaraのフルコースに合わせた日本酒のサービスを競うそうです。料理に合わせたお酒を選ぶらしいのですが、まずい酒にあう料理はございません。酒は旨いかどうかが一番大切な事です。いろいろくだらんハッタリをいっているよりも、旨い酒をえらべるかどうかのほうが大切でしょう。
 Y先生、友人と来店。Nちゃんわんチャンの店から来店。Y岡さん友人と来店。一台さん来店。バンブーさん来店。マサクスのMが今日も好評

クジラ
1月18日木曜日

 日本と並んで捕鯨国のノルウエーが、商業捕鯨で捕獲した鯨肉の全面的な輸出を解禁に踏み切ると発表しました。ワシントン条約で鯨の商取り引きは禁止されていますが、この決定を保留している日本やノルウエーが取り引きしても問題ないそうです。でもまたあのオバカサンなグリンピースの連中が騒ぐでしょう。日本やノルウエーが増え過ぎて困っているミンク鯨やマッコウ鯨などを捕鯨するのをピイピイとうるさく騒いで寄付金集めのためにゆるさないくせに、その昔にエスキモーの人たちがやってもいない、うそのアザラシの虐待ビデオをグリンピースの連中が作り、アザラシの保護のために寄付金を集めておきながら、もっとも絶滅に近い鯨の一つである北極鯨をそのエスキモーが年間五十頭以上もとってもアメリカのために(銭のため?)平気な顔をしている厚顔な連中ですから。

 ちなみに北極鯨は北大平洋に推定7千頭、北大西洋にたった50頭の合計7千50頭なのに年間50頭を捕っているアメリカでありながら、
 ミンク鯨は北大平洋に推定3万2千頭、北大西洋に14万9千頭、そして南半球に76万頭 !!合計94万1千頭  でまだまだ増えています。  
 マッコウ鯨は北大平洋に推定47万2千頭、北大西洋に19万頭、南半球に31万頭!!!!!!合計97万2千頭もちろんどんどん増えています。
 つまり、自然保護だとか知能が高い動物だから全面捕鯨禁止とかいいながら絶滅しそうな北極鯨を捕って、ミンク鯨といういまや生態系を壊す事になっている鯨を保護するという矛盾を堂々とやっているのです。現実にシロナガスやナガスクジラなどが減り始めた1940年代より数が増え始め現在も増え続けているのがミンク鯨です。70年代の初めは7万頭といわれていた南氷洋のミンク鯨は現在76万頭だそうで、捕鯨禁止前には最も多くのミンク鯨の捕鯨数は8千9百頭もの数を一年間で捕獲していたそうですが、数が増え続けているのです。それ以前より捕鯨禁止であったシロナガスやザトウ鯨などは数が増えていません。ミンク鯨のせいです。
 つまり現在は捕鯨は自然保護などでは無く政治的な道具として利用されているためです。少し前に日本が調査捕鯨対象にマッコウ鯨も加えると発表した時に、あるアメリカの政治家はマッコウ鯨はモビーディックにより国民は愛着があるから感情的にならざるを得ないとかいっていたが、オオバカ野郎です。ちなみに絶滅するということで、最も早く捕鯨禁止になったシロナガス鯨でも8千4百50頭と北極鯨より少しだけですが、固体数は多いのです。その最も固体数の少ない鯨の一つである北極鯨をアメリカはエスキモーの人たちの伝統だとか言ってガンガン捕っているのです。大国のエゴ以外何ものでもありません。なをノルウエーが現在捕鯨対象にしているのも当然ミンク鯨です。

ヒマ!!!


1月17日
1月17日水曜日

 6年まえの1月17日というと、あの阪神、淡路大震災のおきた日ですが、今回もいろいろなイベントがおこなわれていました。すぐに震災後の神戸にかけつけて原チャリに乗っかって走り回りボランティア活動をした、長野の田中知事は60億円かけてのイベントに反対していましたが、そのとおりだと思います。現在まだあの地震から立ち直れない人たちもいる事を考えた場合もっと有効な60億円もの巨費の使いみちがあるように思えてなりません。さすがに、あの地震のときに歩いても大した事のない距離なのに迎えの車をまわす様に命令した知事のことはあります。ただ、田中知事は、長野県職員がおこなっていた12時の黙とうまでやめさせてしまうのはどうかと思います。

 マックス、七重さんが来店。Nちゃん珍しく素面で来店。一台さん来店。美丈夫の舞(純米吟醸、山田錦50%)の11BYはコストパフォーマンス抜群の酒です。お客様の評判も上々。

博打好き
1月16日

  博打好きといわれる人は多くいますが、私の親父などもその口でしょう。私の実家は一応山とか田圃とか少しはありましたし、商売も酒屋など昔からいろいろやっていましたし、地方競馬ですが競争馬も五頭ほどいて、まあ田舎の家にしては金回りのいい方だったでしょう。親父は金もそれなりに稼ぐのですが、昔から博打が好きでよく花札なども家でやっていました。私と違い、背が高く結構男前なので、女性にももてたみたいであっちこっちにいたみたいです。腹違いの兄妹もいるみたいで、その人達との関係は、親父がそのファミリーにでかい家を建てた事で一応決着しているそうですが・・・・・。
 まとまった金が入ると温泉とか行って、ドンチャン騒ぎをやって半年ぐらいはかえって来ないなどざらでした。スケールとしては岐阜のある蔵元の先代の百分の一ぐらいでしょうが、まあ道楽のし放題でした。お袋は一人で酒屋を守ってよく働いていましたが、ある時から切れちゃったみたいで、お袋も一緒に博打を負けずに始めてしまい、二人でやれば加速度もつきまくりですから、私が大学の時にはりっぱに当家は逆立ちしていた様です。
 イイ年になった今でも懲りない様で、先日も久々に帰った時に船券が輪ゴムで束ねてありました。ありゃ死ぬまで治りそうにありません。

 バンブーさん来店、一台さん来店、Sさん来店、ミホちゃん来店、金子さん来店、

当たり前
1月15日月曜日

 神楽坂のあるビルの二階にある飲み屋さんで、後ろの若いサラリーマンの人は大きな声で『今、酒は一年中つくっているのが普通ですが、私の知っている蔵は、冬の間しか酒を造らないのです。すべて自然に任せた酒造りをしているいい蔵なんです。』と同僚に説明しているのですが、ば〜かと思いませんか。酒の造りは今は秋から春先にかけての寒い時期につくるのは当たり前であり、一年中造っている蔵の方が少ないのは当たり前ですし、自然にまかせの手抜きでは旨い酒ができるはずがないのも当たり前です。

 I後崎さん来店。一台さん来店、理科大ラグビー部の馬場さん来店、O田さんS藤さんと来店、M井さん大勢さまで来店、Nちゃんわんチャンとこからの帰りに来店、遅くなってから、K坂さん登場。今日も早くから飲んでいたので、最期はいつもどおりあまり覚えていません。めちゃ寒い。

酒とマリファナの酔い
1月14日日曜日

 酒の酔とマリファナ、その他覚醒剤などとの違いは何だろうと考えた時に、私は酒以外はマリファナさえやった事は無いが、思い当たるのは味とその酔うプロセスだろうと思う。マリファナなどの幻覚剤は味をたのしむのでは無く、その効果を楽しむものであるが、酒は味を楽しむ事ができる。旨い酒、その為に蔵元は酒造りをし、我々はその酒を探し求めている。そして人は酒瓶を手にした時から、ひとそれぞれのその酒とか店についての酔っ払うまでの物語りを持っているのである。その時に飲む酒に対して、嬉しい時、悲しい時、なかなか手に入らなかった酒だとか、初めて飲んだ酒だとか、失恋した時に飲んだ酒だとかいろいろなその酒にまつわる物語りがそれぞれあると思います。ですから酒を飲んでいない時から、その店に入った時、あるいはその酒のボトルを手に取った時から、あるいはグラスの酒をみて、香りを嗅いだ時から、その酒が持っている背景などによる酔いが始まっているわけですが、マリファナとかはそれをやった後にその薬による麻痺に気持ちが良くなるというところが、大きく違うのではないでしょうか。土曜日に初めて来た酔っ払いのバカップルみたいに、酒の味などどうでもいい、酔えればいいんだという人はうちの店の酒を飲まないでもらいたいです。でもお医者さんがいうところのアル中またはその予備軍には、私はもちろん当店のお客様はまちがいなくほとんどの方があてはまるでしょう。
 マックス来店、七重さん来店、ひとみさん来店。みなさんに新里ネギが大好評!


うるさい
1月13日土曜日

 今年の成人の日の会場で騒いで訴えられる事件がありましたし、高知では橋本知事が大きな声で諌めたそうですが、どこの会場も似たようなものでしょう。だいたい成人の日という祝い事を税金を使って地方自治体がする必要があるのでしょうか?取り止めると、呉服屋業界からきっと反対がすごいのだろうな、成人式以外に一生和服など着ない女性も多いでしょうから、大打撃を被るでしょうから当然でしょうが、ちょっと本末転倒のところがあると思います。
 バンブーさん来店。S藤さん友人と来店。いかの塩辛ありがとうございました。昨年末に義侠を飲みにいらして下さった2名様来店。一番最期に初めてのアホなカップル来店。もう来るな!というような変な酔っ払いの似たものバカップルがどういう訳かよりによってうちの店にはいってきて、五月蝿かったので帰った後、早速昔の張り紙を復活させました。ああ気分悪い!

キューバリブレ
1月12日金曜日
 キューバ・リブレ(キューバの自由)という名前のカクテルはコーラとラムにライム(メキシコではリモンという果実、レモンではありませんが、ライムとも違うように思います)を入れた極めて簡単なカクテルですが好きでよくショットバーなどで注文します。ただ、カクテルの場合は少し入れるものが違えば別の飲み物になります。この場合ラムにコーラそしてライムだからキューバリブレです。ライムが入っていないと単なるラム&コークであります。新宿歌舞伎町のあるショットバーでキューバリブレと注文してでてきたのが、これでした。

久しぶりに副会長来店。相変わらずパワー全開。Nちゃんがわんチャンのお店の帰りとかで来店。金曜なのにめちゃヒマ。

ちょっと可哀想
1月11日木曜日

 今日来たお客様はお連れさんが可哀想でした。今日始めて来店のこのYという人はお酒を自分なりに楽しんでいるのでしょうが、まわりの事を考えない、ただ調子のいいだけの人で、お二人で飲みにいらしてくださったのですが、店から電話をかけて2人も人を呼び出しておきながら一人の人などは当店に着いたときは帰ったあとでしたし、(その人は怒っていましたが、私に対して腹をたててもしょうがないだろうに、ぼけが!)カウンターで、慶応の応援歌は歌い出し注意すると、呼び出されたもうひとりの人が1杯酒を飲んで、ワインを開けたばかりなのにそのYはすぐに帰ろうと言い出し、そのワインも『値段はいいんだ、旨いワインをくれ。』とか言いながら注文して、コスの1990年を開けた後に『残りを返そう』とか言ってお連れさんのHさんに呆れ返られていました。開けたコスもゆっくりと、楽しんで飲んで下さいと私がいっているのに、グラスに残したまま、たいして飲まずにすぐボトルにコルクで栓をして持って帰る事だけを考えている親父で、こんな商売がうまいのかわからないが、人間的にはオオバカ野郎な親父と酒を付き合わなければならないお連れさんお二人が可哀想でした。Hさんも今度はお一人でゆっくりと酒を飲みにいらして下さい。あとこの親父は私に『マスター、新潟のふなぐち菊水はどうでっか、うまいでしゃろ。』とへたな関西弁でいうので生ヒネのある飲む気もおきない酒ですというと『マスターは口も、酒もからくちでんな。』ですと・・アホらしい。

H田さんYさんを連れて来店、N本さん大勢さまで御来店、一台さん来店、Nちゃん酔っ払って来店、S下さん、A川さん友人と来店。

醤油
1月10日水曜日
 築地4丁目の交差点にある大将といううどんやの事を以前書きましたが、今日いって少しがっかりしました。スープが醤油の味が少しきつくなっているのです。出汁の風味より醤油が勝っているのです。おそらくうるさいお客の希望をきいて、こちら風に少しあわせたのでしょうが、前の味の方がずっとうどんにあっていると思っています。自分ところの味を守ってほしかったです。あまりむこうの味のうどんを楽しめるところが東京では少ないだけに残念です。でも、東京で食べる普通のうどんよりはうまいですけど・・・

一台さん来店。ひま

新里ねぎ
1月9日火曜日

 宇都宮の酒屋さんである菊池さんが、特産の一つである新里ねぎ(にっさとねぎと読むのだそうです。』めちゃめちゃ旨いねぎです。鍋物にも、もちろんおいしいのですが、あつあつのごはんに刻んだ新里ネギとかつおぶし、生卵に醤油で食べれば最高です。ネギとして甘いので、刻んでかつおぶしに醤油で酒の肴としても旨いです。いっぱい送って下さいましたので、ここしばらくのお客様は召し上がっていただけると思います。いままでのネギに対しての見方が変わります。
 加納さん来店、Nちゃんが、わんちゃんとのデート帰りでニコニコ来店、一台さん来店、スペイン帰りのバンブーさんすごいお土産を持って来店
去年の12月26日に店に来た世紀末の服○@オバカサンの話でみなさん大盛り上がりでした。みなさんでもあそこまでのアホウはなかなか見た事無いみたいでした。一台さんは少しだけその生オバカサンを見ているのですが、大きな山は終わっていましたので、しきりに残念がっていました。

 今日飲んだ磯自慢の35%はやはりめちゃめちゃうまかったです。どうして11BYの磯自慢が、あんまり騒がれないのか不思議です。

怠け者
1月8日月曜日

 昨日はめちゃめちゃ久しぶりにスポーツセンターへいった為に、その反動で、今日は少し身体を動かしてもあっちこっちの筋肉が痛く、いかに普段何もしていないかよくわかります。
 今日は、ヒマでしたので李さんと昼間の新宿を歩いたのですが人の多さに疲れました。本屋に寄ってみると、あの四谷にある高くて有名なお店の御主人である日和佐省二さんが書いた『旨い酒』という本がまだ置いてありました。いろいろな酒の紹介も書いてありますが、そのうちいくつかは私も知っている蔵元さんでした。でもある蔵の紹介では『この蔵元さんの大吟醸を私ごのみのものにするのに、六年かかりました。○○ではこの蔵ならそういうお酒をつくれるんではないかと毎年通いつめたんです。だから、毎年できた大吟醸酒を送っていただけるようになりました。なのに、いや、これではうちにある大吟醸酒はもっとうまいものばかりだから、おたくのお酒が飲み比べられると損をするといって、本当によくなるまで置かなかったんです。よし、これならうちにおこうと初めてお答えしたとき、杜氏さんが、いままで私のことをあの野郎いまに見ていろと思ってがんばってきたんだとおっしゃいました。それだけに、私もこの○○の大吟醸酒には愛着があります。』とめちゃめちゃ偉そうな事を書いてらっしゃいますが、この本を読みましたかとこの蔵の方に聞いたところ『読んですぐに頭にきて、捨てました。』とおっしゃっていました。どういう訳か随分前よりその蔵元さんの酒は入っていないようです。日和佐さん、あんたやっぱ嘘はいかんです。嘘は・・・・。


1月7日日曜日

 今日は久々にスポーツセンターへ行く。身体が重く感じるし肩がまだ少し痛い為、軽くして早々と切り上げる。デジカメを買いに新宿へ行き、ついでに、小田急ハルクにより地下の酒売り場をのぞいていて見たところ、ボルドーワインは一時に比べて随分安くなっているようです。(でもまだまだ高いように思います。)日本酒売り場はまああんなものでしょう。神亀、達磨正宗と不味い酒の横綱をしっかり置いてあるのには笑えました。夕方よりなんと雪がちらつく。ヒマだろうと思っていたら、キンちゃんとマロさん来店、S川先生友人と来店。


二千万のマグロの続き
1月6日土曜日
 今日は、インチキラクターさんと一緒に河岸にいき、場外、場内とブラブラする。昨日のマグロの話しがやはり出て来て、キロ4万円で最初からやりを出しておけば落ちただろう、つまりあのマグロは八百万だっただろうという事です。そして、寿司屋とかにはまあ六百万でしか売れないだろうから、二千万円のうち千四百万は見栄代だそうです。その中卸しから買った寿司屋とか料理屋はそんな買い値の事は、おくびにも出さずに、競り値の二千万円の事だけを表に出して『これが、あの新聞に出ていた二千万のマグロですよ。』とか言って商売をやるんだろうな〜。そして、高い銭を払って喜んでいる可哀想な客がいるんでしょう。

佐藤さん友人の方々と来店、棚瀬さん来店、Y先生来店。フミちゃんが手伝ってくれていたので、早くから飲んでしまいいつも通り大酔っ払いでしたが、風邪の為感覚が変でした。

何と二千万円
1月5日金曜日

 当店も本日より営業
 今日が河岸の初市でしたので、当然私も河岸へ仕入れにいきましたが、今日の河岸の話題は何と行っても競り値がキロ十万円、重さ202キロですから二千二十万円のマグロの話題でした。どうすんだろという価格ですが、めちゃ高いからめちゃ良いマグロとは限りません。二番競りのマグロはキロ八マルでした。1番が十万ですから1番の八マルとは八万円と思うでしょうが、ところが、ぎっちょんキロ八千円でした。つまり1本だけ国産まぐろで良かっただけでした。あとはまあまあだそうです。まあ、御祝儀相場という事もございますし、見栄とかいろんな物がからんだ値段ですからこういったとんでもない価格になったのでしょうが、でも凄い価格と思います。
 ちなみに、今日買ってきたマグロは外物ですが、競り値は九千円だそうです。私の出した金額は・・・・です。マグロ屋さんに感謝!

H川さん友人と来店、Y内さん友人と来店、一台さん来店、へべれけさん来店、インチキラクターさん来店、はなちゃん、店に泊まる。

おみくじ
1月4日木曜日

 お正月に神社へお参りに行き、おみくじをひいている人が数多くみかけます。
私もおみくじには、いやーな思い出があります。もう随分前にその当時付き合っていた女性に年末に振られて、めちゃ落ち込んでいた時に仕事始めで河岸へ行き、帰りに波除神社に参りおみくじを引いたら、何と大凶、大凶ですよ。正月そうそう大凶、神様も仏様も無いのか、(仏さまは神社ですから無いでしょうけど)と思いました。正月早々に、普段でも当たらん大凶に、よりによって当たるとはトホホホという感じでした。まあ、たかがおみくじとは思いましたが、やっぱ頭に来ましたので、そこの神社にはそれからいっていません。

宗教という商売人の連中はやっぱ好きにはなれません。

新年会
1月3日水曜日

 今年もルシアン、中島さん、李さんと共に、恒例である江上家にての新年会に参加。磯自慢大吟、純大、美丈夫山田うすにごりを持参する。毎年の美丈夫のうすにごりの安定感、今年のすばらしいできの磯自慢と今日持参した酒の選択には満足。三時頃から始まった会も例によって夜中までカバ、赤ワイン、といろいろ飲みその後、高橋さんのマンションでおこなわれている新年会に乱入、夜中までドンチャンドンチャンとなる。江上さんとは、私がメキシコにてぷらぷら何の目的もなく、無為な日々を過ごしていた時からもう二十年の付き合いをさせていただいています。江上さんは当時は武道の海外普及ということで、メキシコのグアダラハラに滞在していました。それから二十年、時間の経過の早さを感じます。

相変わらず
1月2日火曜日

 今発売の特選街という雑誌に第27回全国日本酒コンテストという企画を懲りもせずやっています。あの稲垣某大センセイ、立松某、あの自称日本酒評論家穂積某を師匠と奉る、船瀬某の三名が審査員をつとめる、とっても権威のある宣伝費稼ぎのばからしいコンテストであります。今月発売の本に上位入賞酒の宣伝が山ほど載ると思います。拒否するとどういう訳か、そのうち・・・・。でも、どういう酒があるのか情報として買ってみるのもいいと思います。酒の順位は信用するのかどうかお任せいたします。しかし、純米酒部門で、コメントとしてそれぞれの大センセイが『紹興酒の世界』『超濃厚色、甘味抜群』『色はカラメル、アメリカン?パワーに脱帽』とかわけのわからん評価している酒と『吟香味』『含み香優雅、まるい』『きれい!』とか評価している酒といっしょに比べられるものでしょうか。さすがに大センセイと感服。(ちなみに、さきのコメントは茨城の古酒、後者は佐賀の酒に対してのコメントです。)また、立松、船瀬の両大センセイは、米を磨き過ぎているとかコメントしているが、どこからこんな言葉がでてくるのであろう。まあ朝日山の得月のように23%とか磨いてたいして旨くない酒を造っているところもありますが、30%、35%の酒がどうして磨きすぎなのであろうか。いいかげんにこの企画もやめればいいのだが、宣伝費の入る良い企画なんだろうな〜。

 

今日も例年どおり
1月1日月曜日

 今年も酒たまねぎやの元旦は大晦日の後始末から始まりました。洗い物をやっているうちに、年賀状が届くのもいつもの事です。今年の初もうでは昼過ぎに赤城神社へお参りして終わりでした。今年は何といっても、杜氏さんがこの造りより永年杜氏を努めて来た、佐藤杜氏より杉村杜氏に変わった義侠が楽しみです。年末に60%の荒と押しの合併のおり絡みを飲みましたが、良かったと思いますので、春以降に出てくる主力の30%、40%に興味があります。どこの杜氏さんもそうでしょうが、造りに対しての期待によるプレッシャーを相当なものと思います。
大晦日は多くのお客様の御来店を感謝いたします。
下記のところに当店のお客様が書き込みをしてくださっていますので、お時間がございます方は御覧になって下さい。
http://www.nifty.ne.jp/forum/fcuisine/report/r1501210.htm

  

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