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昭和の日

文責はすべて、酒たまねぎや店主の木下隆義にございます


平成20年4月29日火曜日晴れ △
 今日は「昭和の日」です。先帝陛下のお誕生日であるこの日は平成一九年から「昭和の日」とされましたが、それまで、「みどりの日」とかいうわけのわからない呼び方でした。十一月三日の「文化の日」は、国民の祝日に関する法律では「自由と平和を愛し、文化をすすめる」こととなっているそうで、昭和二一年にGHQにより押し付けられた憲法が公布された日で、だから「文化の日」に定められたとなっている。この日は明治天皇の誕生日であることから明治節(明治時代には天長節)という祝日になっていたが、あくまで、その明治帝のお誕生日ではないとしているのです。占領憲法の公布日と施行の日は祝っても、明治帝の誕生日は祝わないということです。
 以前も書きましたが、たとえば、十一月二三日は勤労感謝の日となっているが、「勤労をたっとび、生産を祝い、国民互いに感謝しあう」ことが趣旨といわれても、はあっ?という感じです。どうして勤労感謝の日になったのか。その日が新嘗祭として天皇がその年の収穫を感謝する祭儀といわれると理解出来ます。それを、わざわざ隠す・・・・・

 我が国の祝日では軍関係の日はいっさいありません。それに対して、世界各国その国の国防軍関係の記念日があります。それは軍の貢献を称え、戦死者を追悼するための記念日であって、我が国の八月一五日に行われる先人への感謝もなしに、ただ、ただ、我が国は悪い事をしてきたと反省するだけの追悼集会とは違います。
 普通の国なら、独立国家たるためには国防が必要ということを理解し、その国防に携わる軍人に敬意をはらいます。そのため軍人が制服でレストランなどに入ると、自国の軍人だけでなく他国の軍人であっても敬意をはらい、そのレストランのよい席に案内する。
 我が国では、十一月一日が自衛隊記念日となっているそうですが、祝日にもなっていないこの日をどれほどの日本国民が知っているでしょう。戦前は我が国も陸軍記念日、海軍記念日がありました。三月一〇日の陸軍記念日は明治三八年に日露戦争の奉天大会戦で日本軍が勝利した日です。
 五月二七日であった海軍記念日は当然、明治三八年に世界海戦史上稀にみる一方的勝利であった日本海海戦を記念してのものです。
 日露戦争は我が国の存亡を賭けた戦いでした。この戦いに負けていれば、どうなっていたでしょう。

 自衛隊が軍隊であり、自衛艦が軍艦でありるのは当たり前のことで、PKO活動のために派遣される自衛隊員が、制服で成田空港か出発できなかったり、その任務を終えて、帰国する時にはわざわざ私服に着替えて帰国しなければいけなかったのは異常なのです。
 昨年、三月三〇日に自衛隊員六名が、ネパールPKO活動のために制服姿のままで成田空港から出発したが、同じく制服をの自衛隊員五〇人が見送ったのは当たり前のことなのです。 

 後生大事に守っている憲法九条の異常さ・・・・・

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