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テロ
全然違うよ
9月18日火曜日 晴 △ S
今日、光文社がだしている「フラッシュ」という写真週刊誌に米国テロの写真を「カミカゼアタック」などと紹介文を載せている。日本人としては、バカ雑誌、バカ編集者としかいいようのないものです。
なぜなら、先週も書きましたが、さかんにアメリカのマスコミが今回のニューヨークテロを「パールハーバー」「カミカゼ」といっているが、全然違うものです。パールハーバー、神風特攻隊は戦艦、軍事施設、B29などに対しての戦闘行為であり、今回のテロは無差別テロであり、むしろ、アメリカが広島、長崎に落とした原爆、そして東京その他の都市への無差別爆撃といった無差別大量殺戮に例えられるものであるはずです。まあ、連中は過去に自分達がやったひどい無差別殺戮に例えるはずもありませんけど。その無差別殺戮の行為を、いろいろ理由をつけては、日本国民に対してアメリカは謝罪の一つもしていない連中ですから。
だいたいルーズベルトがシナリオを書いたパールハーバーへの攻撃を不意打ちだとしていること自体にも問題があるけど・・・。
ドイツのシュレーダー首相でさえ先日、「戦闘行為のパールハーバーと無差別テロを一緒にするのはおかしい」といっているのに、日本の政治家は、石原都知事以外はだれもアメリカが今回のテロに対して「パールハーバー」を例として持ち出す、この事に対しておかしいと言っていません。
はれものにさわるように、事勿れ主義の連中ばかりのようです。
議員、官僚とも安全保障、危機管理という現実から逃げ続け、在米邦人の安全確認のみで、その他具体的な事は何も決まらずに右往左往しているだけです。
田中真紀子の「電燈付きヘルメットを送れば」には目が点!大臣たるものもう少しマトモな事が言えないのでしょうか。中身のないパフォーマンスだけで、本当の普通のオバチャンになってもらってはこまります。(まあ、超金持ちの普通のオバチャン?かな)