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天声人語

文責はすべて、酒たまねぎや店主の木下隆義にございます


ものの見方
平成15年10月9日木曜日晴れ ○

 昨日の朝日新聞の天声人語で、今月末で政界を引退するマレーシアのマレーシアのマハティール首相の事を書いていましたが、マハティール氏のことを、欧米批判の舌鋒(ぜっぽう)は鋭かった。植民地支配で富を増やし、力を蓄えた上で、いまは「自由市場」を振りかざして途上国の支配を図る。アジア蔑視(べっし)が見え隠れするそうした独善的態度に抵抗した。日本に対しては、欧米とは違う独自の価値観をもつアジアの先導者になってほしい、と言い続けたことは痛快と評価しながらも、マハティール氏が著書『アジアから日本への伝言』に、日本がマレーシアを占領した時に「私は市場で物売りをしていたが、日本の軍人は必ずカネを払ってくれた」と敬意を込めて著書にも記した事がお気にめさないようで、今日の天声人語では、この部分を引用しながら、
「面はゆさも感じた。日本の植民地支配に対しては、ひどく寛容な一面があった。」と書いています。

 まるで、日本の軍人がお金を払ってモノを買っていたとはマハティール氏も事実と違う事を書いている。日本軍がお金を払ってものを買うなどというそんなはずはないという書き方です。日本軍はアジアで悪い事ばかりやってきたのでから、マレーシアの人は日本軍は金も払わずに、略奪のかぎりをつくしていたと書かなければいけないというような文面です。
 どうして、一国の首相が若い時の思い出として、日本の軍人がちゃんと金を払ってくれたという事を著書に書いた事が、日本に対してひどく寛容になるのでしょうか。

 最初に答えありきでなければいけない、まさに反日新聞です。
いま朝鮮で騒いでいる従軍慰安婦という売春婦の事もこの新聞が火をつけました。支那での靖国神社参拝に対しての反対運動もこの新聞が火をつけました。
この新聞はいったいどこの新聞でしょう。

 


藤岡信勝氏(東大教授)は産経新聞八月八日付の「正論」欄でこう述べている。
http://www.sankei.co.jp/pr/seiron/koukoku/1998/9810/oshima.html
そもそも、慰安婦問題の発端から今日に至るまで、その主役は一貫して朝日新聞であった。
慰安婦問題のすべての出発点は、被害者の訴えでもなければ韓国政府の要求でもなく、 吉田清治という詐話師の書いた『私の戦争犯罪――朝鮮人強制連行』(一九八三年、 三一書房刊)という偽書である。昭和十八年に韓国の済州島で慰安婦の奴隷狩りをしたと いう著者の「証言」を、朝日は何の検証もせず論説委員が手放しでほめそやした。それが まったくのつくり話であったことが暴露されてからも朝日は、この大誤報についてただの一行 の訂正記事も読者への謝罪も行っていない。朝日はいつまで、こうした醜悪・卑劣な 「朝日新聞の正義」を貫くつもりなのか。

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