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一杯飲み屋の親父の酒と酒の日々

オーストラリアの日本酒

日記の文責はすべて、酒たまねぎや店主の木下隆義にございます


オーストラリアの日本酒 追記

平成23年4月14日水曜日晴れ × 23

 ネットで東北の蔵元さんを調べていたら、偶然だが下記のような事が掲載されていた。

<鈴蘭酒造株式会社

解散公告 当社は、平成二十二年九月一日開催の株主総会の決議により解散いたしましたので、当社に債権を有する方は、本公告掲載の翌日から二箇月以内にお申し出下さい。 なお、右期間内にお申し出がないときは清算から除斥します。

平成二十二年十月四日 岩手県久慈市侍浜町本町第七地割四九番地一 鈴蘭酒造株式会社 代表清算人 久慈修司>

 蔵元さんの倒産とは一杯飲み屋で飯を食っている自分にとって残念な事である。

 この蔵元さんについては昨年の六月二十九日の日記に下記のように書いていた。

 

<現在、ここの蔵元さんより我が国の酒造メーカーが酒を輸入して、

「うちのオーストラリア蔵で造った」

 と言って出しているところがあるかどうか知りませんが、

 私には、もし、未納税酒を輸入して「うちのオーストラリア蔵で造った」と売り出しても、物珍しさだけでその蔵元さんの低迷打破に繋がるとは到底思えません。

 私には「コスト節減第一」と思えるこのような考え方で、このオーストラリアへまで進出したこの蔵元さんの問題の根本的な解決に繋がるとは思えないのです。

 そして、コストだけでオーストラリアで造った酒が我が国へ受け入れられるかも疑問に思うのです。

 「ケツが青い」(by大野明)、経営をわかってないといわれるかも知れませんが、せっかく海外に雄飛しているのですから・・・・・・>

 残念ながら、酔っ払いの戯言通りになってしまったようです。

 この時も書きましたが、私は、現在の日本酒業界の低迷の病根は「コスト優先」という事にも原因があるのではないかと思うのです。

 まあ、所詮一杯飲み屋の親父の戯言ですけど。

 今日は河岸が休みなので久しぶりにスポーツセンターへ行く。

 さぼった効果?は即あらわれ、ウエイトは全く上がらず、百キロのベンチプレスの回数が激減。

 胸部だけのメニューで終わる。

 

 

 

 今日は珍しく忙しい。

 Aさん二名様で来店。

 初めてのお客様ジョンさん二名様で来店。

 Tさん、スペインワインの「エミリオ・モロ」の蔵元さんホセさん、四名様で来店。

 淡路の三中の同級生奥野の娘さんであるミカちゃん三名様で来店。

 Mさん二名様で来店。

 ドンチャン。

 でも、今日は記憶ありと思ったら、酔っぱらって夜中にあっちこっちに電話している。

 やっぱりサル。でもエビではない。

 写真は新規に入荷したシネ・クワ・ノン

 


オーストラリアの日本酒

平成22年6月29日火曜日曇りのち一時小雨 △

 国酒である我が国の日本酒業界は現在非常に厳しい現状にあります。その中で、私は蔵元さん、酒屋さんが海外に市場を求めるなどいろいろな努力をされている事はすばらしい事ではないかと思っております。当店にも台湾、フランス、マレーシアのお客様がいらしてくださいますし、スペイン、イタリア、アメリカ、シンガポール、スリランカなどのお客様をお連れいただいております。

 現在の日本酒業界の低迷の原因を考えた時に種々の理由があるでしょうが、その一つはコスト優先ではなかったかと思うのです。

 手元に何年も前にある蔵元さんに伺った時にいただいた一枚のコピーがあります。

 部屋の資料を整理していて出てきたものです。

 最初に「各社社長様」と書かれたこのコピーは、この東北の蔵元さんが、「全国酒類製造名鑑」に掲載されている我が国の石高二千石以下の蔵元さんにあてて出したDMです。

 この蔵元さんは、下記のような原因をあげ、現在の日本酒業界の現状を嘆き、このままでは存続が不可能と判断し、それを打破するためには、「大規模で低コストの酒造りしか生き延びる道はない」と判断し、原料コストの安いオーストラリアに進出を決めた事が書かれております。

 

 はたしてそうでしょうか。

 多くの蔵がコスト節減だけを目指してやってきて、今の日本酒業界の現状があるように思うのです。

 消費者にとって旨いと思える酒を造る事を目指すのが、一番の早道ではないでしょうか。

 ましてや、その中に「提案」として下記のような文があります。

 

 

 現在、ここの蔵元さんより我が国の酒造メーカーが酒を輸入して、

「うちのオーストラリア蔵で造った」

 と言って出しているところがあるかどうか知りませんが、

 私には、もし、未納税酒を輸入して「うちのオーストラリア蔵で造った」と売り出しても、物珍しさだけでその蔵元さんの低迷打破に繋がるとは到底思えません。

 私には「コスト節減第一」と思えるこのような考え方で、このオーストラリアへまで進出したこの蔵元さんの問題の根本的な解決に繋がるとは思えないのです。

 そして、コストだけでオーストラリアで造った酒が我が国へ受け入れられるかも疑問に思うのです。

 「ケツが青い」(by大野明)、経営をわかってないといわれるかも知れませんが、せっかく海外に雄飛しているのですから・・・・・・

 早い時間にSさん二名様来店。

 福岡から学会のために東京にいらしたTさん三名様で来店。

 Mさん三名様で来店。

 今日は十一時前にみなさんお帰りになり、其の後どなたもご来店無し。

 私もネット中継・・・・・・・

 予選開始前から0勝三敗で予選リーグ敗退とボロクソ言われていて、ここまでやれると誰も思わんかっただろうから、余計に注目が集まったのでしょう。

 PKによる負けは仕方ないのでは。

 ラグビーのコイントスよる負けより一億倍マシ。

 でも、やっぱり八強行ってほしかった・・・・

 

 今日は記憶あり。サルよりマシ・・・・・


 



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