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日本民族と朝鮮民族にみる祖国
文責はすべて、酒たまねぎや店主の木下隆義にございます。
日系二世部隊
平成16年2月3日火曜日曇のち一時雨 ○
第二次世界対戦中に、アメリカに移民していた日本人の人たちは敵国国民として排日運動、強制収容と辛酸をなめましたが、この時に、アメリカ市民権を持つ二世〔つまり、両親のどちらかが日本人〕青年たちがアメリカ軍に志願しました。
彼らは日本人としての名誉と誇りとを持って、祖国アメリカのために戦いました。
第二次世界大戦では、志願してアメリカに対しての忠誠を誓った3万3千人以上という多くの日系二世が従軍しました。とくにヨーロッパ戦線において、進んで激戦地へ赴き“GO
FOR BROKE”: 当たって砕けよ ! を合い言葉に勇猛果敢に戦い、1944年 10月には184人の戦死を含む800余名の犠牲を払い、ドイツ軍陣地の奥に取り残されたテキサス兵の大隊
211人を救出するなど活躍し、終戦時にはなんと大統領殊勲感状 7、個人勲章 1万 8143と一連隊としてはアメリカ史上、最多記録であり、また戦死傷率も
31,4%と、他とは比較にならないほどであった日系二世部隊・442部隊は有名です。このように、多くの日系人二世は忠誠心と日本人の誇りとを持って、激戦地に赴き、多くの死傷者を出しながらも、輝かしい武勲を立てて日系人の地位向上に大きく貢献しました。
さて、昨日この日記に書きましたが、民主党は参院選比例区の候補として、朝鮮日報の日本支社長の白真勲氏を擁立するという事を決めたとそうですが、この人はごく最近まで、南朝鮮のマスコミの代表者として、南朝鮮人としての立場から、日本と南朝鮮の各メディアでいろいろと意見を主張してきた人だったわけです。
その人が、我が国の国政選挙に立候補するわけです。では、この人は、我が国の政治家として、日本とその国民、そして、国益を守るという覚悟はあるのでしょうか。
この人にとって祖国とはどこなのでしょうか。
我が国の竹島の領有権と日本海の呼称問題はどうおもっているのでしょう。大々的にこの人の属している朝鮮日報ではキャンペーンをやっているようですけど・・・・・
あと、民主党は部落解放同盟書記長をやっている松岡徹氏も公認にて出馬させるそうです。
なんか、手当りしだい・・・・
母国、祖国とは
平成15年6月14日月曜日晴れ ×
「母国」と国語辞典でひくと、自分の生まれ育った国。祖国。故国。「母国」は自分の生まれた国。
そして、「市民権」は
1 国籍を有する国民または市民としての権利。人権。民権。公権。2 国民・市民としての行動・思想・財産の自由が保障され、国政に参加することのできる権利。
などとでてきます。
日本民族は、過去に多くの国々に移民として渡っています。
先の大戦では、アメリカ軍として最強の強さを誇った二世部隊である442歩兵連隊(第100大隊含む)として戦っています。
その連隊のSSI(部隊識別用パッチ)は 自由の女神の右手をかたどったものでした。
つまり彼らは、日系人としての誇りを持って、アメリカ国家のために戦っていながらも、同時に敵性国民扱いというアメリカの醜い人種差別の中で、自由を得るために戦ったのです。
そして、その時の祖国であるアメリカへの忠誠心により”go for broke”を合い言葉にして勇敢に戦い、日系人部隊が編成されてからの2年間で、第442連隊は
米国陸軍史上、一連隊としては、議会名誉勲章7つ、個人勲章18,143個と最も多く勲章を受勲し、
戦死傷率314%と米史上最多の犠牲者をだし、その流した尊い血により、日系人の誇りとなり、戦後の日系人の地位は大いに向上しています。(これらの多くの勲章は、アメリカにとっては当時の敵性国民扱いである日系人という差別というハンディの中での受勲という事を考慮すれば、さらに驚くべき数といえるとおもいます)
彼らは言葉より、自らの血を流すことをも厭わないという行動により、アメリカという国への忠誠心を証明しています。言葉より自らの行動により、己の誠を表すというのは、我々日本人にとり美学のひとつといえると思います。
その日系二世部隊には、ロスアンゼルス出身のキム少尉(Young Oak Kim)という朝鮮半島から米本土への移民二世の朝鮮系米国人が、将校として配属されています。そのキム少尉は二世部隊の小隊長として、日系二世より全幅の信頼を受け、終戦までに多くの武勲をたて、特別戦功十字章(DSC)、銀星章(SS)、柏葉飾(c/o)付殊勲戦傷章などの勲章を与えられています。(終戦時、大尉)
私は、今年の2月3日の日記で、民主党が朝鮮日報の日本支社長の白真勲氏を擁立する事に関連して、過去に我が国より米国に移民として渡り、その二世が先の大戦において米国に忠誠を誓い、大活躍した事を例にひいて、白真勲氏にその覚悟はあるのかと書きました。
つまり、日本人は、一旦米国に帰化し市民権をえたならば米国の市民として、国籍を有する国に対しての義務、責務をまっとうすることにより、尊敬され、信頼され、その地域社会に溶け込み、自ら米国における日系米国人としての地位を確立してきました。
国に忠誠を誓ったからには、敵同士となろうとも日本民族として立派に戦ったという生き方をそれで当然と認め、その生き方を同じ民族として誇りとしています。
先に書きました、442部隊の小隊長であった、朝鮮民族であるキム少尉も朝鮮系米国人としての責務のために戦ったのです。
ところが、先日の産経新聞朝刊に
米海軍勤務中に入手した北朝鮮関連の機密情報をひそかに駐米韓国大使館の武官に提供しスパイ罪で逮捕、服役した韓国系米国人がこのほど仮釈放され、韓国で大きな話題になっている。
とあり、以下その内容を引用させていただくと
韓国世論(マスコミ)は「祖国(韓国)のために貢献した」として“英雄”扱いしている。しかしこの事件は外国居住の移民たちの“国家的忠誠心”のあり方に問題を投げかけるものとして注目される。
韓国マスコミは市民権を得ている居住先の米国に対する背信行為については触れず、母国である韓国への忠誠心だけをもてはやしている。この問題は日本における在日韓国人に対する参政権付与をめぐる議論にも微妙に関係するものとみられるが、韓国マスコミは在外同胞に対する一方的な見方だけが目立つ。
問題の人物は韓国系米国人のロバート・キム氏(六四)。一九六〇年代に米国の大学に留学しそのまま米国籍になった移民一世。一九七四年から米海軍情報局に勤務していたが一九九六年、駐米韓国大使館武官に機密情報を流したとしてスパイ罪で逮捕され、懲役九年の刑で服役していた。
漏らした情報は米海軍が保有していた北朝鮮潜水艦の動向に関するもので、キム氏は米国から韓国側に十分な情報が提供されていないことに不満と疑問を感じ「祖国のため」を考えて情報を持ち出したという。
この事件について韓国政府は終始、米国市民が米国の法律に違反した個人的事件として表立った動きは一切、控えてきたが、韓国内では当初からマスコミが「祖国愛に燃えた同胞」として同情と支援のキャンペーン的報道を続け、支援や釈放運動も行われてきた。
キム氏は父が韓国の元国会議員というしっかりした家庭の出身。約八年の服役の後、このほど仮釈放された。韓国マスコミとのインタビューでは「祖国が困っているときに助けるのは知識人の義務だ。後悔はしていない」と語っているが、米国市民としての“背信”のことにはとくに語っていない。
一方、日本で永住権を持った在日韓国人(韓国籍)への参政権付与問題は、地域での住民参加的な地方選挙に関するもので国政レベルの話ではない。しかし外国人の参政権問題は最終的には“国家的な忠誠心”の面で問題があるとして付与に批判的な意見も強い。
2004/06/05 (産経新聞朝刊)
以下南朝鮮の報道です。
以下南朝鮮の記事の抜粋と引用先です。
8年ぶり自宅に戻ったロバート・キムさん 「母国のためにしたこと…後悔していない」
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/06/02/20040602000069.html
朝鮮日報(2004/6/2)
「私がしたことを後悔はしません。その時、連邦捜査局(FBI)捜査官に『なぜ韓国のためにそんなことをしたのか』と聞かれたので『韓国と米国がサッカーの試合をすれば私は当然韓国を応援します』と答えました。この事件を経て、更に“濃く”韓国人になりました。書類上は米国人だけれど心は韓国人です」
略)
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/06/02/20040602000058.html
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/06/02/20040602000057.html
http://j2k.naver.com/j2k_frame.php/japanese/www.chosun.com/w21data/html/news/200406/200406040145.html
>この事件を経て、更に“濃く”韓国人になりました。書類上は米国人だけれど心は韓国人です
>「法律があっても必ずしも守らなくてもいいのではないかという、ある意味、いい加減だった私の韓国式考え方が私の心のどこかにあったかも知れませんね。私がもっと慎重になるべきだったのですが、純真すぎたのかも知れません」
どうやら、このロバートキムとかいう人も、我が国の在日朝鮮人などと同じ考えのようで、
民団中央
http://www.mindan.org/min/min_reki31.php#2
在日韓国国民として大韓民国の憲法と法律を遵守します。
キムはキムでも先のキム少尉とはえらい違いです。
命がけで、国との約束を守ろうとした二世部隊の方々とあまりにも懸け離れた言動はある意味、現在の在日朝鮮人という民族をよくあらわしていると思います。
在日朝鮮人が日本「帰化」にする時に、朝鮮系日本人として生きて行くというのはどういう意味を持っているか、わかっているのでしょうか。
よく、「日本人は嫌だが、仕方ない」「仕方なく帰化はしたが、変わる事無い、わたしは誇り高き韓国人だ」「形式上の単なる手続きにすぎない」
朝鮮人が、我が国においてこのような事を堂々といっても、批判される事はありません。とんでもない事です。
私はそのような考えで帰化した方々に言いたい。
そんなに日本人になるのが嫌だったら、帰化なんかするな。日本国に忠誠を誓えないのであれば帰化などするなと。
私は同じように、民主党から立候補した白真勲氏に聞きたい。「我が国と南北朝鮮が戦争になったら、我が国の国民として南北朝鮮と戦う事ができるか」その覚悟はあるのかと、そして、帰化しようとする在日朝鮮人をはじめとする外国人の人々にも同じ事を聞きたい。
我が国のために、あなた達は第二の442歩兵連隊として戦えるのかと・・・・・