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お笑い、生ひね香

10月5日金曜日晴 △
お笑いをまたまた一席 お題 生ひね香
登場人物

赤 ダイ先生    味覚が普通の感覚で無い自称日本酒通のオバカな人
黄 つっこみ1 普通の感覚の人
白 つっこみ2 神楽坂あたりの一杯飲み屋の親父

さて始まり始まり

場面は先生がある2つの酒を飲んだところよりはじまります。(酒名は店主の判断で隠させていただきました。愛知県の蔵元こわいし・・・・・)

 ダイセンセイがその時に飲んだ酒 
 
1.酒○○ 生50% 750kg仕込み H2by
 最近購入。自宅で常温で2ヶ月間おく。

 2.酒○○ 生50% 750kg仕込み H3by
 昨年購入。自宅で常温で1年以上おく。

 酒屋さんのところでは−2度Cの冷蔵保管庫に長い間眠って
 いたものです。2は自宅で真夏の35度くらいの温度も受け
 ているものです。


 
で、ダイ先生が飲んでの感想は
 で、冷で飲むと1、2ともよく熟成していて、1より、2のほうが
 進んでいるようです。バランスとしては1のほうが上。しかし、燗
 をつけると2が断然光ってきました。熟成香がほどよく、米の味も
 落ちついて甘くでてきて、素晴らしい快感が口のなかを横切っていき
 ます。

(先生質問です。よく熟成していると言う事はどのような事をいうのでしょうか。ほどよい熟成香とはなんですか。
先生のおっしゃっている熟成香と生ひね香のちがいはなんですか。
米の味がおちついて甘くでてきてとは、酒がだれて来てまずくなった事ですか。)


 
どうも、このような熟成のやり方をしていると、以前このMLで流れた
 生老ねとは無関係な酒もあるんじゃないかという気になります。早飲み
 の酒は生老ねしやすく、熟成に耐える造りをしている酒はしにくいなど
 ということがあるのかと最近考えています。まあ、−2度Cで長年置いて
 あるうちに、酵母の活性ぐあいが無くなって、その後常温でも問題無く
 なったということもあるかもしれませんが。

(先生質問です。これは熟成ではなく、劣化では無いのでしょうか。
冷蔵庫にいれておいたために、生の酵母の活性ぐあいが無くなるとはどう言う事ですか。
その結果、常温でも問題無くなったとはよけいわかりましぇんがな。)


>> 2BY、-2度とは言え、50%生でもう10年寝かせている訳ですから冷蔵庫に入って いる時点で既に生ヒネが出ているのじゃないでしょうかね。老酒のように行くところまで行ってしまえば、ヒネも却って心地よく、酸味とのバランスも絶妙 に感じることがあります。
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ううむ、そのような途中の過程であまり嫌味なヒネというのは最近飲んでいる 酒では感じたことが無いですね。色々な蔵元さんの話しをきいていると、鑑定官の先生が感じる生ヒネは一般消費者の80%くらいは、むしろ、旨みと感じるという意見が多いようです。

(先生、質問です。人間として生ヒネを感じることができないのならば、一大事です。お医者さんにみてもらいましたか。耳鼻科だけではだめだと思います。先生の場合はやはり精神科が本命ではないのですか。ところで、一般消費者の80%という数字はどこからでてきたのですか。先生のまわりにいる人たちは類友ですから一般的ではないでしょう。色々な蔵元さんてどこの蔵元ですか。どうせ先生のお知り合いでしょうから・・・)

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> ここで仰っている常温熟成でどのような変化が起こるか予想がつきませんが、 老酒のように生ヒネも気にならないほど大きな酒質の変化が起こったのかも知 れません。
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私の最近の生酒の常温熟成の経験からすると、1年くらいで、味が乗ってきて 飲み頃になり、2ー3年くらいで、一時バランスがくずれることもたまにはありますが、大抵は旨みが徐々にのってくる、そして5年くらいから極めて快適になるものが多いような気がします。
 

(先生質問です。その酒を飲んで美味しいのと、腐ったゴミを食べて美味しいと言っているのとの違いを教えて下さい)

これは、私の個人的な好みというか、ヒネと呼ばれるものに対する感度の問題ではなく、いろいろな客人に試飲させた感 想でも、おおむね同じ意見です。

(先生、質問です。先生の客人とはそれは類友ですか。分かりやすく言ってしまえば、それは生ヒネのわからん似通った大バカ野郎が集まっているということですか。)
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しかし、酒によって、上記過程をとらないものもあり、数ヶ月でへこたれてしまう酒質をもっているものもあるようです。早飲みの設計仕様で造られた 酒は熟成させても、駄目になることが多いのではと思います。

(先生、質問です。早飲みの設計仕様の酒とはどのような酒なのでか。)
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例えば、奥播磨、悦凱陣、開運、義侠、妙の華、秋鹿、神亀などは生でも、熟成に耐えられる酒で、現在いろいろとストック中です。

(先生、質問です。この酒の共通点はなんですか。選んだ基準がわかりません。生で常温熟成に耐えられる酒があるとは私には理解できません。神亀と妙の華という私の大嫌いな酒が2つほど混じっているのはわかりますが、その他の酒を選んだ基準がわからないのでお願いいたします。そうしないと勝手に一緒にされたほかの蔵元さんはひっくりかえってしまうかもしれません。)



で、いかがでしたでしょうか。楽しんでいただけましたでしょうか。
どっかの自称日本酒通のバカなお人の毎度ばかばかしいお話でした。でも、このような人が実在するのですから驚きです。そして、バカなマスコミのライター連中から生酒の常温熟成の第一人者のようにいわれているらしいです。単なる感覚が鈍いだけの人だとおもいますが、まさに、最初に言った人勝ちの世界がここにあります。

 Y岡さん友人と来店。早速醴泉正宗を飲む。Mさん友人と来店。シングルモルトの話で盛り上がる。敬三郎さん、K中さん来店。一台さん来店。バンブーさん来店。Y先生来店。Tさん友人と来店。今日も早い時間から飲む。ドンチャン。李さんと飯。

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