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北朝鮮はバカどもにかってどのように語られたか
美濃部亮吉元都知事編
文責はすべて、酒たまねぎや店主の木下隆義にございます。
美濃部亮吉【東京都知事】
金日成首相会見記 「世界」 1972年2月号 (1971年10月平城訪問)
美濃部都知事
一昨日からいろいろな所を参観しています。工業農業展覧館、キム・イルソン総合大学を参観しましたし、昨夜は、歌と舞踊を見物しました。
わたしは、お世辞で言うのではなく、 キム・イルソン首相の指導されておられる社会主義建設にまったく頭が下がるばかりで、感心しています。
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金日成首相
ありがとうございます。
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美濃部都知事
私と一緒に来た小森君(小森武、都政調査委員会常務理事)とも話したのですが、資本主義と社会主義の競争では、平壌の現状を見るだけで、その結論は明らかです。我々は、資本主義の負けが明らかであると話し合いました。
これから残っている数日間に、できるだけたくさん見て回り、非常に困難な状況にある東京都の建設に我々が利用できるものは、できるだけ利用したいという考えを持っております。
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金日成首相
わたしはまず、あなたが朝鮮人民にたいし好意をいだいており、朝鮮民主主義共和国に対し友好的で親善的な態度をいろいろ示された事に謝意を表します。韓徳銖議長の報告によれば、あなたは東京都知事に就任して以来、帰国事業やとくに認可問題について、朝鮮人民のためになるよいことを色々して下さったということです。
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美濃部都知事
わたしたちがとくに感ずるのは、貴国の青少年たちが金日成首相と一体となり、朝鮮人民共和国の建設に全力をつくしている事です。日本やアメリカの青少年たちは、政治的関心が次第にうすくなっているのか、全く無関心であり、はなはだしくは虚無的におちいる傾向があります。(中略)
このような点で、社会主義、とくに朝鮮民主主義共和国をうらやましく思います。
美濃部都知事
東京にいる時にくらべれば、本当に楽しく過ごしております。この迎賓館も都知事の公邸にくらべれば、本当に立派ですし、食事もおいしい。空気もきれいですし、水も澄んでいます。東京ではわたしは、いろいろな問題で悩んでいたのですが、こちらへきてからは大変愉快に過ごしています。
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(美濃部亮吉:71年)
『私は1925年に大学を卒業して以来約40余年間マルクス経済学を勉強してまいりました。それ故に私は社会主義者であり、社会主義の実現を理想とする人間です。金日成元帥がなされたような活動は出来ませんでしたが、
日本国内で私のなし得ることはやりました。・・このような立場にたっている私としては、貴国で進められている社会主義建設の早いテンポには非常に尊敬の念を抱いてきました。』
このアホのおかげで、東京はメチャメチャになったのでしょうか。