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<はったり酒屋>

日記の文責はすべて、酒たまねぎや店主の木下隆義にございます


はったり

平成24年4月4日水曜日晴れ △

 はったりとは「わずかなことを大げさに言ったり、ありもしない物事をあるように見せたりして他人を圧倒しようとすること。また、そういう言動。」だそうです。

 

 でっ当店のお客様であるホロンさんより「こんなのが載ってますけど」と教えていただいた漫画(イブニング)に掲載されていた文章。

 

 「当時仕入れたのはうちぐらいです。

 利き酒して責任持って売れるものだけ自前ラベル貼って店頭に」

 私は飲み屋として、平成三年春より長谷川酒店の長谷川社長にご紹介いただき、義侠蔵元の山忠本家さんに伺っています。

 平成三年に伺った時に、利き酒が終わってから酒を持ち込んでの懇親会?は名古屋のスナックでやった事を覚えています。

 この酒屋さんは当時いらっしゃっていたのか記憶にございません。義侠さんが春に生で酒を出すようになったのは長谷川さんの助言があったと伺った事があるのですが、その生を「当時仕入れていたのはうちぐらい」とはどういう事なのでしょう。私は利き酒にお邪魔した時に、酒屋さんが一件だったなどということは記憶にございません。

 ましてや、「当時仕入れたのはうちぐらいです。」って、いくら大きな酒屋さんでも一件だけで蔵元の酒をどれだけ仕入れられるのでしょうか。

 

 「それも ただ農家から買うんじゃなくて 蔵の社長が自ら田んぼに入って 除草剤なし 有機肥料のみで理想の酒米を作りました

  私も田植えの手伝いに行ってますよ」

 

 義侠蔵元の山田社長が音頭をとり東条町での山田錦について、確かに手植え、機械植えの二つの田植えをやったりしたことがありました。

 最初に東条町に伺った時は長谷川社長、横浜君島屋の君島社長、「人形町きくや」さん御夫妻ぐらいだったように思います。

 其の後、みなさんで一時は田植え、稲刈りまでするようになり、長谷川さんはもちろん、山田錦での農業法人を作った当時の十社の蔵元さん、私も田植えなどをやったこともございます。

「私も田植えの手伝いに行ってますよ」と現在でも行っているように書いていますが、でも、先に書いたような田植え、稲刈りなどは随分前の事で、今は、酒屋さん、他の蔵元さん、私のような一般の人間は田植えに東条町には行っていないと思います。もちろん、蔵元さんは東条町へは足を運んでいるでしょうが、田植えまでやっていないのではないでしょうか。

 あと、これって随分じゃあありませんか?

「新聞紙で包んだのは?」

「蔵元です 

 今はおいしくなりましたが

 最初の頃の義侠は味も荒くて

 色も黄色い汚い色で とても

 見せれんかったんでしょう」

 

 と少なくとも漫画の中では酒屋さんが言っています。

 

 「最初の頃の義侠は味も荒くて 色も黄色い汚い色で とても見せれんかったんでしょう」

 いつの義侠か知りませんが、この「知多繁」という酒屋さんがいう「最初の頃の義侠」とはいつの頃の義侠の事を言っているのでしょう。     

 ましてや、「色も黄色い汚い色で」って、酒瓶は遮光のために茶、緑などが多く、中の酒の色など外から解ろうはずもございません。酒の色を隠す為に新聞紙で包む必要など百%ありません。アホかと。

 新聞紙で包んだのは少しでも多く遮光する為だというのは普通に考えれば理解出来る事だと思います。

 蛇足ではございますが、私は昭和六十一年、六十三年、平成三年の義侠三十%は最高に旨いと思った酒の一つです。

 知多繁さんはさぞかし随分前から義侠さんとはおつき合いがあるのでしょうね、きっと。

「はったり」という言葉が頭に浮かんできました

 あほらし

 あと、ホームページを見ていて、「プロのいる店」と書いているのですから、醸造年度(七月から六月)についての説明は正確に書いた方がいいと思います。

http://shop.yumetenpo.jp/goods/d/chitashige.co.jp/g/21020809/index.shtml

魚拓

http://megalodon.jp/2012-0502-1621-34/shop.yumetenpo.jp/goods/d/chitashige.co.jp/g/21020809/index.shtml

 

 「旬鮮和彩kou.」の酒井さんと吉開さんが「八雲むしぱん」の斉藤さんと来店。

 初めてのお客様Iさん、Oさん来店。

 アキちゃん来店。

 しばらく断酒との事。マジか??????

 ドンチャン。

 記憶あり。

 猿よりマシ。

「はったり酒屋」追加

4月17日火曜日晴れ ○

 4月4日に日記に書いた愛知県の「はったり酒屋」さんの追加です。

 

 漫画では

<うちはその中でも最高のがほしいんで 

 何度も蔵に足を運んで

 酒蔵タンクごとに利き酒して

 タンク別に買い付けてます>

 このように書いています。

 いかにも、自分の店「だけ」が特別にタンク別に利き酒して買い付けているように言っていますが、義侠を造っている山忠本家さんでは、取引先の酒屋さんは「全て」タンク別に利き酒して買い付けています。

 利き酒は決まった日に酒屋さんが集まり、タンク別に利き酒しないと、「注文」できません。

 その日は全国から酒屋さんが集まります。

 写真はその利き酒の様子です。

 

 義侠での利き酒は、描かれているようなタンクから直接利くようなものではありません。

 写真のように、ボトルに詰められ、並べられたボトルを利き酒します。

 

 だいたい、買い付ける酒をタンクからそのまま直接利き酒する事の方が少ないと思います。

 

 ところで、知多繁さんは「当時仕入れたのはうちぐらいです」と言っているぐらい義侠の蔵元さんと古くからのおつき合いなんでしょうが、写真に写っている皆様より古いお付合いなんですか?

 

 まさに「はったり」酒屋の面目躍如です。

 あほらし

 

 メチャヒマ。

 Sくん来店。

 のみ。

 朝五時起きで、山梨ワイナリー巡りに出かけて行った雅ちゃんの今日の戦利品。

 これを担いで?帰ってきました。

 今日は飲まず。サルでもエビでもない。

 

 


 


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