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箸と楊子
平成20年3月14日金曜日雨 ×
当店も、せめて口に入るものだけでもと思い、野菜、その他は支那、朝鮮のものを使わないようにしています。
箸については先日書きましたが、吉野杉のそげ箸。国産材を使って国内で制作しているものでも一膳あたりの単価は支那産の箸の一〇倍だが一二円。同じ形のものでもエゾマツだと六円。元禄といわれる様式の箸だともっと単価は低くなります。現在、日本の箸の業者さんが数多く廃業してしまい、山から切り出される間伐材が処理仕切れなくて、支那に送って、向こうで加工した箸もあるそうな。つまり、日本産の材木を使った支那製の箸。楊子も高級といわれる「空木(うつぎ)」を使った国産ものでも二〇〇本以上入って三五〇円。支那産の楊子に比べると数倍するが、それでも三五〇円。
いろいろな食品もそうですが、ただ安いだけで支那のものを使うのではなく、自分なりにできる範囲で、少しでも多くの国産のものを使用出来たらと思います。