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福田という男
3月4日火曜日晴れのち一時雨 △
南朝鮮大統領就任式にわが国の首相もホイホイと出かけていったが、どうせ、当たり障りのない事しか話してこなかったのだろう。
産経新聞の阿比留瑠比記者のブログに「北朝鮮による拉致に理解を示していた福田首相 」というのがあります。そこにエピソードとして書かれている内容は下記のようなものです。
2008/02/03 12:36
?http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/470627/
以下引用
小泉初訪朝翌日(9月18日)の産経朝刊にその記事はありました。「福田官房長官拉致『戦争継続状態』で発生」「『家族感情無視』自民から批判」という見出しがついています。もしかしたら当時、官邸を担当していた私自身が書いた記事かもしれませんが、思い出せないのでたぶん違うと思います。それはこんな内容です。
《横田めぐみさんの死亡を含む拉致被害者の安否情報を被害者家族に伝えた福田康夫官房長官は17日夕、拉致事件について「国交がない状況下において起こったというのが前提となる。戦争状態ではないが、戦争状態の継続のような状態にあった」と述べ、事件が国交正常化以前の「戦争状態」の下で起きたことを強調した。
この発言には、自民党内から「『拉致事件はやむを得なかった』との趣旨に取られかねない」(中堅)との指摘もあり、「被害者家族の感情を無視した不用意な発言」(同)との批判が出ている。(後略)》
これだけならばまだいいのですが、このころの福田氏は、奄美大島沖の不審船の引き上げや船籍の特定(北朝鮮に決まっている!)にも後ろ向きで、随分と北朝鮮に気を遣っていました。「拉致はテロ」ということを政府内で最後まで認めようとしなかったのもこの人でした。有本恵子さんの拉致事件について、「あれは実行したのは日本人だから、北朝鮮による拉致ではない」と記者団に言い放ったこともあります。
引用終わり
そして、Will三月号で、堤尭氏は久保紘之氏との対談で、横田早紀江さんの著書「めぐみへ 横田早紀江 母の言葉」よりの記述からとして、福田首相は官房長官だった時に、あの犯罪国家北朝鮮に拉致された方々について、五人生存、八人死亡と御家族に伝えた。生存を伝えられた四家族は、喜びの表情も見せずに「めぐみさんはどうなったのですか」と福田に詰め寄った時に、福田は「黙りなさい!アナタたちのお子さんは生きているのだから」と怒鳴ったことと、皇后のお言葉について書いています。
堤氏
<国民が拉致されるということは、安全保障の根幹に関わる重大事で、そもそも国家の主権侵害の最たるものだということを認識していない証拠だ。認識していれば「黙れ!」なんて怒鳴るはずがない。家族の方がよほど主権の何たるかを認識している。
そんな男が総理大臣になった。略)>
久保氏
<美智子皇后は次のようにお言葉を述べられています。「小泉総理の北朝鮮訪問により、一連の拉致事件に関し、初めて真相の一部が報道され、驚きと悲しみと共に、無念さを覚えます。なぜ私たち皆が、自分達共同社会の出来事として、この人々の不在をもっと強く意識し続ける事ができなかったか」
戦前なら、このお言葉に恥じ入って腹を切る忠臣の一人や二人はいたでしょう。ところが、小泉も福田も全く無神経、無感動。拉致家族との面会さえ億劫がる。略)>
堤氏
<国母がひと言「無念です」と総括したんだ。その意味を、総理大臣以下がよくよく考えないといけないそれなのに福田の態度は何だ。>
Will平成二〇年三月号p九六より
いかにも、福田という人間がどのような人間であるかどうかよくわかる事例でした。そんな福田氏にいろいろと朝日新聞はエールを送っていました。
週刊朝日三部作
平成一九年八月一〇日号 | 平成一九年九月二八日号 | 平成一九年一〇月六日号 |
すんばらしい。流石は朝日 露骨でんな〜
潰れろ!!
福田首相は飼い主の支那の殺人餃子に対して
<「(中国の)捜査当局の発表は日本と共同して、しっかり調査したいということを言っていたんじゃないですかね。非常に前向きですね。中国も原因を調査し、その責任をはっきりさせたいという気持ちは十分に持っていると思う」と指摘した。>2008.2.28 21:06産経
そして、イージス艦「あたご」と接触事故を起こして沈没した漁船船長の遺族宅に出向いて涙ながらに謝罪しています。
一方的に自衛艦が悪かったと謝罪し、自衛隊を断罪するばかりでは、今回の事故の解決にならないばかりか、今後、事故を防ぐうえにもプラスにはなにもならないでしょう。大きな自衛艦が小さな漁船を避けるような事がどれほど理不尽な事か。
国際海洋法上では、「軍艦は適用外」と定めている。軍艦に向かってくるものはすべて敵と見なされ、撃沈されても文句は言えない。ところが、自衛艦は軍艦ではなく、テロかもしれない向かってくる確認もできない不審船を撃沈もできない。つまり回避か衝突かしかないわけです。自衛隊を今のような中途半端な地位にしたまま、わが国の国軍としての地位を確立しなければ、いずれまた同様の事故がおこるでしょう。