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堂本暁子・千葉県知事
9月11日土曜日晴れ ×××
堂本暁子千葉県知事は「地球市民」だそうで、「国連や国際政治のただなかで仕事をしてきたでしょ?だから、外国の議員から学ぶことも多く、いつの間にか永田町と私自身との政治的な価値観がズレてしまったの」(『無党派革命』築地書館2001年)
私は、国際派日本人養成講座というメルマガが好きで、毎回楽しみにしています。少し前のそのメルマガで、フェミニズム 対 民主主義というのがありました。
http://macky.nifty.com/cgi-bin/bndisp.cgi?M-ID=0367&FN=20040822000024
以下引用
平成14年8月、千葉県柏市で行われた「千葉なの花県民会議」でのこと。堂本暁子・千葉県知事が就任してから始めた、
県下の市町村を巡回して、県民の意見に耳を傾けるという趣旨の集会である。知事は観客席に降りて、にこやかに参加者にマイクを渡しては意見を聞いて回る。ある中年の女性が知事からマイクを受け取って意見を述べ始めた。
県が今制定しようとしている(「千葉県男女共同参画の促進に関する」)条例にはいろいろと問題があると思います。やはり男らしさ女らしさというのは大事なもので、、、
ここまで聞くなり、今まで愛想を振りまいていた知事の形相は一変。その女性からマイクをひったくって壇上に駆け上がり、「男女共同参画社会は世界の流れなんです!」とヒステリックにフェミニズムの教義を説き始めた。
意見を表明していた女性の顔は恐怖にひきつり、壇上に居並ぶ市長や県議のお歴々も唖然とするばかり。「県民の意見を聞く」という民主主義的な会議は台無しになってしまった。
引用終わり
あと、同メルマガは、千葉県がスポンサーとなり三百万円もの広告費を使い、平成14年9月24日、条例案が県議会に上程される前日に地元紙「千葉日報」に全面見開きの「男女共同参画社会の実現目指し県が条例案提出へ」と両面ぶちぬきの巨大な見出し記事広告を出した事を指摘しています。
その記事広告は堂本知事らのカラー写真を満載し、座談会記事では堂本知事自ら条例案の内容を自画自賛。肝心の条例案はほんの概要を片隅に掲載しているだけだったそうです。
堂本知事が成立させようとした「千葉県男女共同参画の促進に関する条例」とは、ジェンダーフリー化を県内の事業者にも努力規定とし、それを怠ったと知事が判断した事業者に対して、報告を求め、その結果を公表し、さらに必要な処置まで講ずることができるとしています。
同じくジェンダーフリー化を阻害する表現を含む「情報」についても、知事が必要な処置を勧告できるとし、情報には一般刊行物も含まれるという強権的条例です。
独裁的な政治権力による思想統制の多くの危険性、そして、それによる土木事業など種々の業種との癒着とそれにともなう利権などもあります。(ある一定の市民団体に対する、補助金のばらまきなどもそうです)
同メルマガによると、堂本知事は自分を選挙で応援したフェミニズム団体にどんどん「特定非営利活動法人」(NPO)の認証を出して、カネをばらまいたそうです。千葉県が平成15年度予算に計上したNPO関連予算は実に1億8千万円だそうです。
現在、千葉県ではジェンダーフリーチェックというものが行われ(思想統制?)、松戸市では「ふりーせる保育」なるものが大きな成果をあげているそうです。
「ふりーせる保育」とは、保護者、保育士、まるごとジェンダーフリーにならなければいけない、という運動だそうで、保護者、保育士に対して、ジェンダーフリーチェックがおこなわれるそうで、保育士はチェックに引っ掛かると、研修時にレベル1から4まであるプログラムの中で、思想教育されるそうです。当然、堂本知事大絶賛の運動です。
ちなみに、「おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯へ」というのは役割固定とかでダメで、シンデレラは「女性は結婚して幸せになる」ということでダメ?だそうで、「大根さん、人参さん、ごぼうさん」は人種差別?になるからダメだそうですので、童話、民話などはすべてだめだそうです。
雑誌「正論」9月に漫画家のさかもと未明さんが「ジェンダーフリー教育」だけは進めてはならないと思い、それを形にして、訴えるためにライブをやろうとしたところ、安価な広いスペースである公共の会場は、「自治体では、ジェンダーフリーに基づいた催しには予算もつくし場所も見つけるのは簡単だが、保守的な価値観に基づく催しには開演事態に反対がおきる可能性があるし、少なくとも予算はとれない」という答えが多かったと書いています。(同p79)
平等、平和、地球市民とかいって騒いでいる連中の本性がよくでたお話です。