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流石は朝日新聞(竹園隆浩編)
ものの見方(マハティール氏と朝日新聞)
文責はすべて、酒たまねぎや店主の木下隆義にございます。
平成18年1月30日月曜日晴れ ○
部屋のパソコンの調子がイマイチ。そのために、資源ゴミのこともあり、夕方店にいき、日記、掲示板などの更新を終えてからスポーツセンターにいく。今月はスポーツセンターに九回行ったことになり、目標の八回をクリア。一ヶ月八回で一年間で九六回の目標ですが、いままで三年間は六八回、七五回、七九回と八〇回の壁さへ超えたこともない。今年はせめて八〇回以上は通いたいものです。
部屋への帰りに飯を食いに入った店に置いてあった今日の朝日新聞のスポーツ欄にはやはりあの民族のお約束で、前チャンピオンの池仁珍選手が判定に不満とありそれに合わせるかのように「首かしげる判定、残念」と題した記事はあまりにも朝日新聞らしさが出ていて思わず感心。
以下引用
日本ボクシング界の記念日に「水」を差すつもりはないが、この日の判定には首をかしげた。
略)
池を勝ちにしたミントムは5点差をつけた。越本を勝ちにしたスリチャロンとは4ラウンドも勝者が逆だった。
略)
リズムをつかんでいた池は明らかに越本を誘い込むように、ロープを背にして戦っていた。左右の連打をはじめ、有効打は確実に多かった。
略)
興業と勝負が裏表のリングではホームタウンデシジョンは当然といえば当然。
過去にも倒れないことで、王座を防衛した世界王者も存在した。
越本親子の執念には敬意を払うしかない。日本のジム所属で最高齢の世界王者。打ちたてた金字塔が大きいだけに率直に喜べなかった。
竹園隆浩
以上引用終わり 朝日新聞平成18年1月31日
いや〜すごい記事です。
<日本ボクシング界の記念日に「水」を差すつもりはないが、この日の判定には首をかしげた>
<興業と勝負が裏表のリングではホームタウンデシジョンは当然といえば当然>
<過去にも倒れないことで、王座を防衛した世界王者も存在した>
<越本親子の執念には敬意を払うしかない>
<日本のジム所属で最高齢の世界王者。打ちたてた金字塔が大きいだけに率直に喜べなかった>
ここまで大新聞が悪意というか敵意とまで思えるものを表にむき出しにした、その気持ちに率直なすばらしい書き方ができるものでしょうか。
流石は朝日新聞というべきでしょうか。
竹園隆浩さんあんたすごいよ。
それだけでなく、審判が三人いることを完全に無視して、一人の審判だけが正しいとまで断定しています。越本選手が勝ったのは残りのひとりのクレメンツ審判(アメリカ)も越本選手に多くの得点を与えたため(一点差でしたが)2−1で越本選手が勝利したのです。ところが、この竹園隆浩という御仁は池選手を勝ちとしたミントムという審判と違っているポイントを付けたと文句を言っているのです。ミントムという審判の方が正しいと断定しているのです。
それじゃあ、
審判が三人いる意味無いでしょう。
いや〜ホントにすごい朝日新聞らしい記事でした。
あと、私は当然、試合は見ていないのですけど、「リズムをつかんでいた池は明らかに越本を誘い込むように、ロープを背にして戦っていた」って、ロープに追い込まれていたともとれるのですけど・・・・・
竹園隆浩さんは到底日本人と思えないような記事をお書きになるようで、それもまあ、外国の方も結構いらっしゃるグローバルな朝日新聞らしいといえばそうなのでしょうが、今さらながらに感心いたしました。
ところで、心情的にはその試合場で竹園隆浩さんはどっちを応援していたのでしょうか。冷静な目を持って中立、ニュートラルだったなどというつもりでしょうか。
なんか私のような下衆な人間には、竹園隆浩さんは池選手を応援しにいっていたとしか思えない朝日新聞らしいりっぱな記事でした。
すんばらしい!!!!!
ちなみに「気迫が勝った」とした産経新聞に掲載された原田政彦日本プロボクシング協会会長(私などは現役時代のリングネームであるファイティング原田の方が馴染みがあります)のコメント
「頭脳的だった。技術的にもよく、スタミナ配分も知っていた。ファイトだけでなく、うまかった」
同じく元世界王者の浜田剛史氏のコメント
「倒されたら終わる中で終盤、勝負に行ったのが勝因」と気迫をたたえた。
「日本のボクシング選手全員に勇気を与えた」
WBCバンタム級王者長谷川穂積選手のコメント
「長く防衛できる王者になれる。そういう安定感がある」
どういうわけかえらく違うもんだ。
今日は夜遅くなって笑わせていただきました。
アホラシ