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流石は朝日新聞

文責はすべて、酒たまねぎや店主の木下隆義にございます


平成18年1月8日日曜日晴れ ○ 平成18年1月21日URA に掲載
 今年も新年早々あの朝日新聞は大ヒットというか大ホームランを連発してくれています。
まず、元旦の社説では 「 武士道をどう生かす 2006謹賀新年」として、
以下引用
 日中も日韓も首脳間の信頼がこれほど壊れてしまうとは……。
 大きな火種は小泉首相の靖国神社への参拝だ。悪いのはそっちだ、いや、そっちの方がおかしい。子供のようなけんかは歴史の歯車を逆転させ、せっかく緒についた「東アジア共同体」の機運にも水を差してしまった。

 昨春、北京や上海で暴力騒ぎになった反日デモのように、中国や韓国には荒々しいナショナリズムが横たわる。中国の強権的な支配や軍事力膨張の不気味さなども厄介で、こちらがきちんともの申すべき点は少なくない。
 他者への哀れみは
  だが、それだけに身をただすべきこの日本は、どうだろう。
 「牙を剥(む)く中華帝国」
 「反日国際ネットワークを粉砕せよ」 まるで戦争前夜のような見出しが一部の大手雑誌に毎号のように躍る。呼応するかのように有力政治家も寄稿する。
 空前の韓流ブームは救いだが、一方で『嫌韓』の言葉を冠した漫画が何十万部も売れている。インターネットにはさらに激しい言葉があふれる。冷静さを欠いた言論は、まるで国内のいらだちを外に吐き出しているかのようだ。

 
「外国の干渉を許すな」と、首相の参拝を支持する人々の声もとかく勇ましい。郵政問題を武将の流儀で押し切ったように、ここでも強気で押してこそ国家のリーダーだ、といわんばかりに。
略)
 ならば「武士道精神に照らし合わせれば、これはもっとも恥ずかしい、卑怯(ひきょう)なこと」(藤原氏)だった日中戦争に、いまだけじめがつかないのでは話にならない。あの時代、アジアでいち早く近代化に成功した「勝ち組」が「負け組」に襲いかかったのがこの戦争だった。
 靖国神社はその軍部指導者までたたえて祀(まつ)っている。そこに、中国などの神経を逆なでして首相が参拝し続けるのは、武士道の振る舞いではあるまい。参拝をはやしたてる人々もまたしかりだ。
 品格を競いたい

以上引用終わり 平成18年1月1日朝日新聞社説

 朝日新聞はこのように元旦の社説で、首相の靖國参拝を批判しています。支那、朝鮮のナショナリズムを一応は批判しながらも外交問題は我国が悪いといっているのです。
そして、一月五日の社説で首相念頭会見について「私たちこそ理解できぬ」として同じく靖国参拝を批判しています。
以下引用
 
これほど理解力が足りない人が、内閣総理大臣を続けていたのだろうか。そう思いたくもなるような光景だった。
 年頭の記者会見で、小泉首相は自らの靖国神社参拝に対する内外の批判について、5回も「理解できない」を繰り返した。

 「一国の首相が、一政治家として一国民として戦没者に感謝と敬意を捧(ささ)げる。精神の自由、心の問題について、政治が関与することを嫌う言論人、知識人が批判することは理解できない。まして外国政府が介入して、外交問題にしようとする姿勢も理解できない」

 理解できない言論人、知識人とは、新聞の社説も念頭に置いてのことだろう。全国の新聞のほとんどが参拝をやめるよう求めている。「理解できない」と口をとがらせるよりも、少しは「言論人」らの意見にも耳を傾けてはどうか。
 首相は、日本を代表する立場にある。一政治家でも一国民でもない。私的な心情や感懐より公的な配慮が優先することは言うまでもない。

 私たちは、一般の国民が戦争で亡くなった兵士を弔うために靖国に参る気持ちは理解できると繰り返し指摘してきた。
 一方で、戦争の指導者であるA級戦犯をまつる靖国神社に首相が参ることに対しては、国民にも違和感を抱く人は少なくない。まして侵略を受けた中国や、植民地だった韓国に快く思わない人が多いのは当然だとも考える。

 言論人や知識人の多くが首相の参拝に反対するのは、こうした理由からだ。

 
会見の次のくだりも理解しがたい。
 「靖国の問題は外交問題にしない方がいい。私は交渉の扉を閉じたことは一度もない。一つの問題があるから中韓が会談の道を閉ざすのはあってはならない」
 首相は忘れたのだろうか。靖国参拝が「外交問題」になったのは、首相自身が01年の自民党総裁選の公約に「毎年8月15日の参拝」を掲げ、「心の問題」を政治の問題にしたからだ。日本遺族会の支持を得る狙いだったはずだ。
 中韓の反発などで、結果として終戦記念日の参拝はしていないものの、今度は毎年1回の参拝が信念だと譲らない。自ら火種を持ち込んでおきながら相手を批判し、「外交問題にしない方がいい」と説くのはいかにも身勝手である。

 深刻なのは、9月に首相が任期を終えた後も、こうした事態が続く可能性があることだ。
 たとえば、ポスト小泉と目される一人、安倍晋三氏は、官房長官に就く前に月刊誌にたびたび登場し、「だれがリーダーとなったとしても、国のために尊い命を犠牲にした人たちのために手を合わせることは、指導者としての責務だと思う」と首相の参拝を強く支持してきた。
 次の首相を選ぶ自民党総裁選が控えている。荒れ果ててしまったアジア外交をどう立て直すのか。その具体策こそが問われるべきであるのは、だれにでも理解できることだ。

引用終わり 平成18年1月5日 朝日新聞社説

 いかがでしょう。朝日新聞らしい傲慢さ溢れるすばらしい社説です。自社の意見が「全国のほとんどの新聞」だそうで、そして、マッチポンプで外交問題にするのは朝日新聞のお得意な手法のくせに、(慰安婦、靖國参拝)それを棚にあげて、「外交問題にしたのは首相の自身だ」といいはる神経。そして、支那、朝鮮のいいなりになって首相の靖国参拝をやめれば解決するというような書き方。支那、朝鮮の言いなりになって解決しないのは昨年、民主党党首の前原代表に対しての支那政府の対応が証明しています。
前原民主党代表は靖國参拝反対ながら、支那の現在の軍事力は我国にとって脅威だといったら、支那主脳との対談をむこうから断られました。つまり、支那の言いなりにならない政治家とは会わないと言っているのです。
靖國神社参拝をやめれば支那、朝鮮との外交問題が大きく進むということはあり得ないのです。こんなことは支那のもつ中華思想というものの本質をわかれば、こういうアホな社説は恥ずかしくて書けないでしょう。大体、A級戦犯などという言葉を新聞が使っていること事態、問題なのです。
しかし、この程度の人間が社説を書いているとは朝日新聞ってやっぱり腐りきっていますな。

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