このページは旧ホームページです。新しい「酒たまねぎやホームページ」へ
腐れ映画「あなたを忘れない」の記事
平成19年2月4日日曜日晴れ ○
今、インターネット上では「あなたを忘れない」という腐れ映画の事が取りあげられている。今日の産経新聞で「暮れない日記」という連載コラムのコーナーを持っている講談師の神田紅氏が「花に寄せて」と題したこの映画を見たことについての文章を書いていた。
それには「二〇〇一年一月二六日、JR新大久保駅のホームから転落した男性を助けようとして、命を落とした韓国の留学生イ・スヒョンさん=当時(二六)=の物語り。
略)
他人のことは見て見ぬふりの日本人が増えている。私もその一人か。今でも新大久保駅のホームには花が置かれていると聞く。私も花に添えて『ありがとう』と言いたくなった」と書かれている。
そして、以下は同じ産経新聞の二月一日に「死亡事故から丸6年 留学生から受け継いだ勇気」と題されて掲載された記事です。
以下引用
死亡事故から丸6年 留学生から受け継いだ勇気
≪3男性、ホームから転落の男性救出≫
JR上野駅(東京都台東区)で1月26日、京浜東北線ホームから落ちた男性(65)を会社員ら3人が線路に飛び降り救助していたことが31日分かった。新大久保駅(東京都新宿区)で平成13年、ホームから落ちた男性を助けようとした韓国人留学生、李秀賢さん=当時(26)=が電車にはねられ死亡した事故を題材にした日韓合作映画「あなたを忘れない」が公開中だが、3人の救助は、くしくも李さんの事故から丸6年の日だった。
京浜東北線は当時、7分ごとに電車が入線する危険な時間帯で、一歩間違えば3人も巻き添えになる恐れがあった。東京消防庁は1日、「身の危険を顧みない勇気ある人命救助」として、3人に消防総監感謝状を贈る。
救助したのは、台東区の自営業、山本勲さん(57)▽東京都練馬区の会社員、増井英之さん(29)▽横浜市の会社員、水野智隆さん(27)。
東京消防庁によると、3人は1月26日午後11時50分ごろ、男性が転落したことに気付いて線路上に飛び降り、協力してホームに担ぎ上げた。男性は意識もなかったが、山本さんを中心に心臓マッサージなどの応急手当てを施し、救急隊に引き渡した。男性は重症だが、なんとか一命を取り留めた。
消防庁は「同じ1月26日とは不思議なめぐり合わせだ。なかなかできることではない」と話している。
引用終わり
神田氏の場合は映画を見た感想であるから仕方ないのでしょうが、産経新聞の記事からはものの見事に関根史郎さんの事が消されています。
そして、クレームがあったからか知れませんが、取って付けたようなその翌日の記事です。
以下引用
「助けたい一心、夢中だった」 上野駅転落男性救助の3人に感謝状
2007年2月2日(金)03:07
6年前、JR新大久保駅(東京都新宿区)で線路に落ちた人を助けようとして電車にはねられ、死亡した韓国人留学生らの命日にあたる1月26日に、JR上野駅(台東区)で男性を救助した台東区の自営業、山本勲さん(57)▽練馬区の会社員、増井英之さん(29)▽横浜市の会社員、水野智隆さん(27)−の3人に東京消防庁から1日、消防総監感謝状が贈られた。3人は「(事故が)頭をよぎったが、助けたい一心で無意識のうちに飛び降りた」と語った。
1月26日午後11時50分すぎ、ホームの柱に寄りかかっていた男性(65)がふらふらと線路に向かっていった。「危ない」。山本さんがそう思った瞬間、男性は線路に転落。「電車は行ったばかりでまだ来ない」と山本さんは迷わず線路から飛び降りた。その姿を目撃した増井さんと水野さんの2人も線路に降り、男性を抱えて救出した。
山本さんは同庁の救護ボランティアを長年務め、新大久保の事故を扱った本を数日前に読み終えたばかり。「3人でも引きあげるのがやっとだった。事故が頭をよぎった」と振り返り、「もっと多くの人が勇気を持って飛び込んでいれば、新大久保の事故も救助できたかもしれない」と語った。増井さんは「夢中だった」。水野さんも「無意識のうちに体が動いた。私たちのほかにも救助に協力してくれた人がたくさんいた」と話した。
新大久保の事故では韓国人留学生、李秀賢さん=当時(26)=とカメラマン、関根史郎さん=同(47)=の2人が死亡した。
引用終わり
映画については腐れ害務省の要請で天皇皇后両陛下まで公務として初めて足を御運びになっていらっしゃいます。
李秀賢氏の行動は立派であるし、御亡くなりになったのは痛ましいことであった。忘れずに日本人として感謝しなければいけないと思います。しかし、同時に勇気ある関根史郎氏という日本人も御亡くなりになっていらっしゃいます。それを映画では関根氏の事はほぼ無視された形として描かれ、また「韓国人留学生の真実を描いた日韓合作映画」であるとしながら、別の処では「命を落とした韓国からの留学生イ・スヒョンさんの実話をもとに、夢と恋に生きた青年の短くも美しい半生を描く感動作が誕生した。実在のイ・スヒョンさんの心はそのままに、事実とは異なるエピソードを織り交ぜたのが、この映画の主人公イ・スヒョンである」
としていますが御亡くなりになった事故だけが事実という映画だそうで、半生どころかその事故以外は、日本人の恋人の父親(朝鮮人嫌い)を助けようとして犠牲になるというすべてフィクションというか嘘という腐れ映画だそうです。
よくもまあこんなクソ映画を作るものだ。それを持ち上げる腐れマスコミ。