日系カナダ人没者慰霊碑
日系カナダ人没者慰霊碑
2月9日金曜日晴れ△
午後よりバンクーバーのスタンレーパークに行く。
三八年前と比べて公園から見るバンクーバー市内も大きく違っていて、バンクーバーセンタータワーが目立たなくなっている。
公園内にある水族館のすぐ側には日系カナダ人没者慰霊碑がある。
一九二五年に建てられた第一次世界大戦で戦士した日系カナダ人兵士一人一人の名前が刻まれた慰霊碑です。
第一次世界大戦への戦争参加を通し、カナダ市民としての権利拡大を願い、一九一七年~一八年にかけて一九六人の日系人がヨーロッパの前線に従事。五四人が戦死し九三人が負傷した。
そして、第一次世界大戦後、戦争に参戦した日系兵士にのみ選挙権が与えられた。
最終的に日系人全体に選挙権が認められたのは第二次世界大戦後の一九四九年である。
一九三〇年初頭に神戸と横浜から贈られたカナダで最も古い桜がその慰霊碑のそばに植えられている。
当時の神戸市と横浜市の市長が 五〇〇本の桜の木を寄贈した最後の一本
毎年十一月十一日に慰霊祭が行なわれているそうです。
バンクーバー最後の夜は今日も星さんの店に行き星さんの料理を肴に酒を飲む。