今田真人の著書「吉田証言は生きている」での違和感その四

今田真人の著書「吉田証言は生きている」での違和感その四
8月8日土曜日晴れ△
他にも吉田氏の証言のおかしいところは、

吉田清治の証言(一九九三年十月十八日)
「嫌がらせ」
<過去十五年間に、前に住んでいた所に、何か元軍人と称する者が五、六人、七、八人、マンションのドアをノックしてですね、そして、私がこうドアを開けたら、私も過去、戦場に行っているから、経験があるから連中が殺気立っているのが、すぐ分かります。「吉田清治さんか」という言い方で、なんかスパッとわかりますよね。
私の所へですね、無断で、予告なしに、五、六人、七、八人の年配の男ばかりが。訪問者であるわけないですよ。
これは、もう七、八年ぐらい前です。その頃から、行われていたわけです。その時は、すぐ閉めて、そうすると、表で叫んでいたら、マンションの隣の人が、すぐ一一〇番したために、なんか救急車?が連れて行った。私はすぐ、ベランダ伝いに、隣にすぐ身を隠しました。そうすると、別の隣から近所の者が一一〇番したらしくて、後から聞いた話なんですが。ですから一一〇番でみんなで一緒に行った。それで、そして私には支持者もいますからね。それが警察で調べたあとですね、何日化してから、その報告が。「危なかったですね。刀持っていたんですよ」と。小刀を持っていた。ところで、それは捕まっただけか、いや、それはちゃんとした、名刀かなんか届けて本人が所持の許可を持つと、なんとか文化財で、ちゃんとした許可証を持っていた。だから、そんなのを持っているといや、社会的に一人前の人間ですよね。
東京の目黒駅の近くの警察のこと。それいっぺんじゃない、二、三回、あすこで襲われたことがあるんですよ。
嫌がらせは横浜時代からありましたし、それが全部、警察に残る証拠がない。いわゆる訪問したというのは、なんということじゃあない民事なんです。軍服を着ているわけはない、普通の年配の大人だ。
なんの予告もなく、ドアをドンドンたたいて「吉田清治さんか」という言い方で、いきなりですよ。そんな失礼なやり方はない。
それ、何回か経験していますし、それ以外に、この脅しはきりがない。
連中は金で動く。バックにいるのは、自民党の政治家ではない。外務官僚だということが、ごく最近わかった。外務官僚がバックで操って圧力かけたことが最近わかった。マスコミ操作の張本人だ。
嫌がらせの張本人は、旧軍人達だ。靖國の遺家族のあの集団の一派だ。遺族会の地方の幹部達が、何かしてマスコミになるような、何かしてやりたかった。それが東京に上京したついでに来る。昼間に来る。>
①p五十六〜五十八

<「危なかったですね。刀持っていたんですよ」と。小刀を持っていた。ところで、それは捕まっただけか、いや、それはちゃんとした、名刀かなんか届けて本人が所持の許可を持つと、なんとか文化財で、ちゃんとした許可証を持っていた。だから、そんなのを持っているといや、社会的に一人前の人間ですよね。>

DSCN3729アホかと。
我が国では刀剣所持に必要なのは「登録証」であり、銃砲刀剣類登録証が付属していない日本刀は所持できない。そして、刀剣を譲ってもらった時に、付いている登録証の県の教育委委員会宛に、「登録証」に記載されている記載事項を葉書に転記し、自分の住所、氏名を記入捺印して「名義変更」を届け出るだけである。
ただそれだけである。教育委員会から、登録しましたという返事も何もない。

DSCN3843そして、登録証に記載されているのは種別(刀・脇差し・短刀など)、刃渡り、反り、目釘穴の数、刀工の銘などであり、別に文化財であろうがなかろうが関係ない。もちろん、社会人としての地位も関係ない。
刀の価値うんぬんというのは「折紙」「極書き」と言われる鑑定書であるが、別に刀の所持に鑑定書は関係ない。
ちなみに、折紙付というのは刀の折紙つまり鑑定書付きという事からきている。
これだけでも、今田氏が「私には吉田証言がどうしても、嘘だとは思えないからだ。」というこの吉田清治の証言のいい加減さが分かります。
ましてや、あくまで武器としてではなく美術品として所持する場合のみ問題ないのであって、銃刀法では、日本刀が文化財であろうがなかろうが、武器として護身用などは許されるはずもなく、包丁、ナイフ、カッター、ハサミ、アイスピック、その他なんでも、武器として所持した場合は全て容疑がかけられる。当然、鑑賞目的、研ぎに出すなど日本刀を持ち歩くには正当な理由が必要になる。
この吉田氏の証言では到底日本刀を持ち歩く正当な理由たり得ない。
こんな事さへも検証していない。

脅しているのは外務官僚だという元になるものとして

<たった三千部しか発売していない本を探し出して攻撃材料に使うのか。
これは、誰が見つけ出すのか。その本を訴訟のときに韓国の従軍慰安婦の支持する支援団体が、ソウルの日本大使館に陳情する時に、こういう事実、本も出ていますといって、それを話したらしいです。
それで外務省が知ったわけです。それ以外、あの本のことを知った最初は外務省しか知らないですよ。だから、政治家なんかはね、あんな本読む奴は一人もいないですよ。
だから、こんなもの、いまだかって自民党の議員で、一人も私の本を読んだ人はいない。
党本部の諸君も誰も読んでいない。
そうすると、外務省の連中だけなんです。これを知り、これを掴み、これを問題視し、だから、それが外政審議室以外にないのです。これは、私の支持者の仲間たちは、学者もいますし、在日韓国人の大学の先生もたくさんいますから、そういう連中が非常に調べて、外政審議室以外にはありえないと、結論が最近、そうなった>
①P八十一〜八十二

どこでどうすれば、こういった結論が導き出されるのか。
その理由さへ吉田氏の証言からも、今田氏の検証?からもこの今田氏の著書は記されていない。

あほらし

Mさん来店。
Yさん来店。
京都から姉妹の方来店。
一名様来店。

ドンチャン。
記憶あり。
サルよりマシ。